JA12にはバンとワゴンがあるらしい。
JA12バンをインターネット博士に聞いてみたらファイナルのギア比はJA11のオートマと同じギア比でハイギアになってる…らしい。
んで11のギア比にしようと部品を集めてから作業に取り掛かった。
しかし

開けてみたら…11のマニュアルと同じギア比だったΣ( ̄皿 ̄;;
インターネットはコンピューターが書いてる訳ではなく人間が書いてるから嘘もあれば間違いもある。
もしかしたらこの12は取り替えてるのかもしれない。
本当のギア比が気になった人はスズキのお客様相談センターに電話したら綺麗な声のお姉様が教えてくれるかも?しれないので聞いてみて下さい(^^)/
僕は11のギア比だったらそれで良いので聞く気は無い。でもたまーに綺麗な声は聞いてみたい

とりあえず溶接デフロックを開始します。

ガンガンばらしていきます

知ってる人は多いと思いますがベアリングキャップやアジャスター、は当たり前ですが、全ての部品は元通りの位置にするべきです。


なので僕だけが分かるマーキング(*´∀`)♪
犬ションは好きだけど小便かけた訳ではありませんf(^^;
マーキングはバラす前にしましょう。
使ってるペンはこれ。

僕は何度やっても不安になりながらデフをいじってます。

失敗は許されないので溶接するところをイメージします。


イメージをマーキングします。
溶接をするのはマーキングしたところです。

溶接のアースがスパークして大事な所が汚くなるのを防ぐ為に溶接台を用意。

用意って言っても目に止まった廃材を使うだけですが…f(^^;
こんな感じです。

1つの山が溶接されてませんが安心してください!写真撮った後に溶接してます!
勿論スパッタも取り除いてます

ギアを置いてみる。

今度は小さなギアを溶接するんですが、失敗はしたくないのでここでもイメージトレーニング

それから溶接!

1度でも間違った場所に溶接したら大失敗ですので真剣です(; ̄ー ̄A
溶接したら置いて見て、正しいか確認します。

上手くいってるので残り3個も溶接してしまいます。
溶接したギアを組つけて最後のサイドギアも溶接してハメます


これでデフのギアが回らなくなるから「デフロック」って事です(^^)/
デフロックは色んなやり方がありますが、このやり方は1度も壊れたことが無いのでリアルオフローダーにはオススメです

ギアをとめるボルトはネジロックをしてガッチリ締めましょう


ボルトの再利用は駄目ですが、予算が無ければ仕方無いです。
再利用の時はオーバートルクで締めないと確実に緩むので注意です!
僕はインパクトレンチを使ってホイールナットを締める時と同じ位の強さで締めてます。
規定トルクで締めたら絶対に緩む…オフローダー七不思議です…ドリフトやってる人から聞いても「規定トルクでは緩む」でした。
共通の条件はクラッチ蹴りや粗いアクセルワーク様々なトラクションの変化…等々…
サービスマニュアルに書いてる通りにすべてやっても緩んだ事がありましたので、それからはオーバートルクで締めるのが僕の常識になってます。
バックラッシュ調整やプリロード調整は教えるのは難しいので書けません。

ダイヤルゲージは目の前に有っても使ってません。
あまり意味が無いからです(笑)
サイドベアリングのアジャスターを見たら分かると思いますが、穴が沢山ありますよね?ソコに緩み止めのプレートが刺さるんですが、穴と穴の間が丁度良い時がほとんどです。
だからバックラッシュが「全くの0か、少しある」の二つしか選べないので数字を見ても意味が無いです。
デフロックの場合はなるべくバックラッシュが無いほうがいいですが、全く無いのは駆動抵抗が大きいので「少しある」を選びます。
更にもうひとつ緩くすると大抵は規定値ギリギリの緩さになる。
それだと大抵壊れるのでキツ目の「少しある」しか選択肢はありません。
プリロードはハブベアリングのイメージでやってます。
規定値はサービスマニュアルに書いてるはずなので確認してね?
見てもマニュアル通りに出来る人はほとんどいないけどね(笑)
刃当たり調整は見てもいないし調整もしてません。
無駄に沢山のシムを買わないと駄目ですのでシムを持ってない時点で刃当たりを見たところで「へー、ふ~ん。」で終わります。
それにギアやベアリングを変えてないなら刃当たりは狂ってる事は無いので見る必要は無いと思います。
そもそもジムニーショップで刃当たり調整してるお店は無いと思いますよ(^^)/
バックラッシュ調整後に光明丹ぬってるけど調整はしてない(笑)
調整しないなら塗らなくても良いのにね(笑)