いろんな事情 | 半径50センチのシアワセ♡

半径50センチのシアワセ♡

今年13才の猫“クラタ”とプチ田舎でひとり暮らし。
身の回りにあるちっちゃなシアワセに喜びを感じる自分が大好きです。

時々ご飯を食べに行く地元の食堂。

カウンターに座ると「おう!ひさしぶりだな~」(・ω・)/
これまた地元のAさん。いつもニコニコ優しい笑顔のおじちゃんは、すでにできあがっている風なのに、さらに早いピッチでお友達と楽しそうにビールを飲んでいた。


「あんたんとごのでっかいワンコ、元気かい?この寒いのに、相変わらず朝晩散歩に行ってんの?」

モチのロンでございますよ。

「うちはさー、今、2匹いるんだよ。もう1匹いたんだけどネ、あんましうるさぐ吠えるがら保健所にやっちゃったんだー。」


( ̄□ ̄;)!! 二の句がつげない。顔を上げず、もくもくと目の前の定食を食べるももたろう。


だんまりをきめたワタシに、Aさんはろれつが回らなくなってきたにもかかわらず、語り始めた。

「震災のあった年だったなー。親子イヌが家のあたりをウロウロしてたんでエサをやってだら懐いてきたんだ。家には前から1匹いたけど、1匹も3匹も一緒だがら、まあいいがなってさ。んだけどその母犬がな、やだらど吠えまぐる。まんま(ご飯)や散歩の催促。誰か訪ねてきた時ももちろん吠えまぐる。番犬とすればそれはイイんだけどさー。ただな、人に飛びかかったり人を噛んだりすることはなかったんだ。うん。ただ、吠え方が尋常でなかったんだ。」

その話を繰り返す。

ワタシの無表情に気付いた食堂のオーナーが話をそらそうとするが、Aさんは「シカタガナカッタンダヨー」と、訴える。「吠えて吠えて大変だったんだー。」と、つぶやく。




世の中には3種類の人がいると、何かで読んだことがある。
「Yes」という人。「No」という人。そして「I don't care」という人。 




肩をすくめて家路を急ぎながら考えた。

人にはいろんな「ジジョー」がある。

たぶんワタシにも……だ。