こんにちは、粟津サヤカですイチョウ

 

京都は学生の街学校です。

私自身もかつては

京都の大学へ通う学生でした。

 

思い出深い学生時代、

その舞台であった街を愛するのは

自然なことですが、

 

それとは別に、

京都には学生を

懐深く受け止めてくれるような

雰囲気があるような気がします。

 

そんな京都だからこそ

思い出深い学生時代を過ごせたのではないか。

 

そんな風に思うことがあります。

 

さて、そんな京都の大学のシンボル的存在、

それが今回のレトロです。

 

京都大学

百周年時計台記念館です学校

正面の大木はクスノキだそうです。

学生が楽しそうに集っていますね。

 

京都大学百周年記念時計台記念館は

大正14年竣工、

京大建築学科初代教授であった

武田五一の指導のもと設計されました。

 

大正時代に流行した

セセッションというスタイルの影響を受けています。

 

セセッションとは

オーストリア、ドイツの建築様式で

アールヌーヴォーとは対照的な

直線的な装飾を用いているところが特徴です。

 

幅の広い車寄せがついています。

 

車寄せ上部の装飾は陶板です。

 

玄関扉上部には彫刻レリーフが。

斎藤素巖(さいとうそがん)の作品です。

中へ入ります。

 

内部から中央玄関扉を振り返ります。

キレイにされていますね。

2003年に百周年記念事業で改修されたそうです。

 

整然と並ぶ照明たち。

位置によってデザインが微妙に異なります。

 

柱上部の装飾です。

サラセン風というのだそうです。

 


2階へ。

キレイなエレベーターもありましたが、

こちらをのぼります。

 

2階も基本、同じ造り。

廊下の左右に部屋が続きます。

 

2階の窓から外が見えました。

時計台の左右にこのような小さな空間があるのですね。

 

時計台も建物と一緒に完成しました。

竣工当時は非常にめずらしかった電気時計で、

四方に文字盤がついています。

暗くなると文字盤に明かりが灯るのですが、

まだ、LED電球のない時代は

毎日のように電球を取り換えるのが大変だったそうです。

 

写真は裏(北)側を写したものです。

小さな鐘がついていますね。

竣工当時は30分に1度鳴っていたそうですが

昭和25年に自然に止まってしまい

その後長く放置されていたそうです。

 

百周年記念事業で修理され

1992年に42年ぶりに鳴るようになった鐘は

今では8時12時18時の3回

自動で時を告げているのだそうです。

(京都大学ホームページより)

 

左右の側面からも出入りが可能です。

この日は何かの講演会が開かれていたようで

社会人の姿が多く見られました。

 

こんなものまで置いてありました。

京大キャンパスは文化財の宝庫ですもんね。

散策だけで丸一日楽しく過ごせそうです。

 

訪れたのが土曜ということもあり

学生よりも社会人や地域の人が多かったですが、

平日でも京大は学外の人が多いので

ぜひ、みなさん散策しにいってみてくださいOK

強力におすすめします!

 

私のオリジナルツアーでも

今回の時計台百周年記念館を含む

京大の一部施設をご案内しています。

2017年開催分は

11/25(土)

追加開催の12/9(土)です。

 

11/25(土)開催

アカデミック北白川 疎水コース

お申し込みはこちらから

(Peatixページへリンクしています)

※お申込みは11/22(水)まで

 

12/9(土)開催

アカデミック北白川 疎水コース

お申し込みはこちらから

(Peatixページへリンクしています)

※お申込みは12/6(水)まで

 

晩秋の京都紅葉アカデミックな雰囲気を

一緒に楽しみましょう!

 

オフアワーズの京都のんびりおさんぽ旅では他のコース、日程もご用意しております。

  • 洛中レトロ御所南コース 11/29(水) 12/16() 
  • アカデミック北白川疎水コース 11/25() 12/9()
  • 伏見稲荷から清水寺へ ゆるトレッキングコース 12/3()
  • 静寂の庭園 一乗寺コース 12/2()

すべてのツアー、日程の詳細は

こちらまで(Peatixページへリンクします)

 

ご参加お待ちしておりますニコニコ

 

さて、次はどこへ行こうかな~ランニング