こんにちは、粟津サヤカです風船

 

レトロの危機を目にして

自分の目で見て記録に残すこのブログ、

今回は京都府庁旧本館のその2です。

 

みどころたっぷり

内部までばっちり公開されている

にもかかわらず

人も少なく

広い敷地内を自由に見て回れる

素晴らしいレトロです。

 

さあ、内部へ入っていきますよ足

 

廊下にはこのような重厚な扉が並んでいます。

現在も使われている部屋がいくつかあります。

現在も使われていて

竣工当時の姿をとどめるものとしては

最古なのだそうですよ。

 

旧知事室です。

明治時代に迷い込んだようです。

昭和46年まで

知事室として使われていたそうです。

 

シャンデリアが意外とかわいらしい。

東側の窓から比叡山が望めるそうです。

私は気付きませんでしたがアセアセ

 

廻り縁と格天井がこの部屋だけ

特別に重厚に造られています。

ところどころに見られる

枝垂れるような模様は

アカンサスというハアザミを

モチーフにしたものだそうです。

 

旧本館には暖炉が4つ備え付けられています。

知事室のものは

大理石とタイル張り、

大きな鏡が据え付けられています。

 

こちらは知事室のお隣の

旧食堂の暖炉。

 

旧食堂には

代々の知事やその功績などが

資料として展示してあります。

 

第二代の槇村正直は

小学校など学校教育の設立で有名。

 

第三代の北垣国道は

琵琶湖疎水の建設で有名。

水資源に乏しかった京都に

大きな功績を残しました。

 

ちょっと面白いなと思ったのがこちら。

府の各部の課長や部長の在籍がわかる表示灯。

これを見てお互いの所在を確認し

呼びだしたりなんかしていたそうです。

 

こちらが正庁です。

公式な行事や式典は

ここで行われていたそうです。

 

大正・昭和の両天皇の即位に伴う

閣議がここで執り行われたそうです。

 

左上に3つの丸窓が見えますね。

外から見たとき

正面玄関の真上についていましたね。

そう、ここが正庁だったんですね。

 

窓ガラス越しにバルコニーが見えます。

釜座通りがまっすぐにのびています。

 

正庁には廊下から出入りする扉が

左右2枚ついています。

彫刻も凝っています。

 

 

壁紙も当時のものでしょうね。

ここで行われてきた儀式の数々を

見てきたのでしょう。

 

今回は

かつて京都の未来を決めてきた場所に

入りました。

 

個人的には

琵琶湖疎水にとても興味があるので

疎水建設計画もここで練られたのかびっくり

と思うと

ドキドキしましたニコニコ

 

さて、次は旧議場へ行きますよ~ランニング