おはようございます。

今朝は良い天気の大分です。

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先日の「孤櫂(ことう) 後藤三郎」の続きです。

黒津崎海岸を後にして小原の谷を分け入りました。

かなり奥の方、こんもり茂った神社の杜があります。

N-VANを神社の傍に駐車しようとしたら。

コン!カン!っと天井をたたく音、慌てて移動させました。^^;

 

七巻神社(七巻様)、鳥居の扁額は山神社です。

 

神社にまつわる伝承は、以下の通りです。

 

〔七巻様伝説〕

 「昔、この地に柞の木(俗称さるぶえ)の森があり、一尾の白蛇(姫)が住んでいた。

逞しい彦(男子)が、豊の磯浜に船をつけ上がって来て、白蛇(姫)の美貌に一目惚れし、白蛇(姫)も彦をみるより早く灼熱の恋となる。

 これを知った鷹巣山の荒神がやきもちから柞(イス)の森を焼き払った。白蛇(姫)は竜と化し焼け残る一本の柞の大木に七巻半して昇天する。

 見る間に黒雲雨を呼んで雷鳴と共に大雨を降らし、旱魃で苦しんでいた人々が救われて、実りの秋を迎えることが出来た。」

国東半島は、瀬戸内海式気候の範囲に含まれます。

極端に雨が少ない気候、旱魃に苦しんだ先人が残した伝説です。

国東半島は、龍の伝説も多く残されています。

 

稲刈りも終わり、拝殿にしめ縄の藁が置かれていました。

 

車の頭をたたいた物がこれ、銀杏でした。

 

私の頭もたたくので、一旦外へ出ます。

右側の小さなお社が七巻様のようです。

山神社拝殿の向こうの建物、太子堂の表示がありました。

さすが神仏習合の地、国東です。