いろいろな情報を集めることはFXのトレードには必要なことですが、情報が織り込まれているかどうかを把握することも必要です。

例えば、金利が0.25パーセント切り上げられた場合、それだけを考えれば、切り上げられた通貨は買われると考えるのが自然でしょう。

しかしながら、切り上げられても通貨が売られることもあるのです。

なぜこのような事になるのかというと、事前予想が折り込まれているからです。

例えば、金利が0.5パーセント切り上げられると予想されていた場合には、その前提で為替レートが形成されます。

このように、0.5パーセントの切り上げが事前の織り込まれていると言います。

そして、その状態で0.25パーセントの切り上げが発表されれば、事前予想よりも切り上げ幅が小さいわけですから、これが売り要因につながることがあるのです。

ですから、FXのトレードのための情報収集では、事前予想の情報も集めなければなりません。

「FXのトレードのための情報とその予想」 → FX トレード