Aさんとの相続も終わり、次に父の遺産相続に移った。
これからは相手方と直接対決の様相だ
まず、弁護士が内容証明郵便を出した。
内容は
まだ父の相続が終了していません。
そちらで把握している財産を提出してください。
こんな内容だった。
1ヵ月後 返事が来た。
たぶん無料相談とかに言ったらしく弁護士口調で書いてあった。
内容はこうである。
財産は私サイドで勝手に調べてくれ、
逆にきちんと調べて一覧表を提示しろ
何度も話合いを申し出たのに断られた。
そして、何度も裁判するぞ と脅され、体調がすぐれない。
姉と後見人には直接連絡をしないでくれ
簡単に書くとこんな内容になる。
弁護士はこれを見て
「まったくお話になりませんね」
「素直に出してくれればすぐ終わるのに」
私は怒りを通り越して呆れてしまった。
「それじゃ、びしっとやりますか」
と言って打ち合わせを始めた。
大体は母の財産を調べたときといっしょ、
口座を調べ、保険を調べ、土地の評価を調べる
口座は弁護士会から調べてもらう。
これが時間がかかるのだ。
保険に加入していた形跡はなし。
土地も役所に行けばわかる。
口座問合せの回答が弁護士会から送られてきた。
「全部引き出されていますね」
父の口座からすべて引き出されていた。
亡くなった日を基準にすべての資産を算出
そして、遺産分割調停を裁判所に手続きをする。
ここまで最初の内容証明郵便から6ヵ月かかった。
手続きから2週間後
第1回の調停が始まった。
こちらは私と弁護士 相手方は姉一人だ
まずはこちらから調停室に入室
調停委員の弁護士と書記官であろう人がすわっている。
まず調停委員から私に質問
「なぜ調停をしようと思ったのですか」
「このままでは財産を動かすこともできないし、
誰のものか、きちんとさせたい。言った、言わないを口論しても
無駄なので、事実だけを見て、判断して下さい」
次は弁護士から資産等の内容の確認
そして、退出
相手方の入室 長い、とても長い
40分くらいは入っていた。
弁護士も「ずいぶん長いですね。こんなに話すことあるのかな」
こちらに呼び出しがかかる。
席に座ると 利益供与のことを言い始める。
「土地は貰っていますか。」
「車の購入資金をもらっていますか」
「子供の部屋を増築した時、資金をもらいましたか」
「会社の資金を出してもらいましたか」
へぇーこんなこと言ったんだ と思いながら
「土地はもらいました。 会社の資金は借りましたが、
返済前に死んでしまったので、もらったことになりますかね」
「車は自己資金で買いました。部屋の増築って、
私は妻の自宅に住んでいるんですよ。
他人のうちにお金は出しませんよ」
なるほどという感じで調停委員はメモを取っている。
「相手方は 現金は出しません。逆に土地の価格をお金でください
こう言っています
あと、このひとつの口座は知らなかったと言ってます」 と調停委員
弁護士がすかさず
「何言ってんですか。向こうもいろいろもらっているんですよ
口座も自分で引き出して知らないはないでしょう」
私が補足
「まず車をあげています。新車同様です。
土地も公平に渡すといっていたのに、拒否していたんですよ」
書記官が
「体調がすぐれずになかなか家を出ていけないそうです
かたずけも出来ないくらい調子がよくないようです。」
「体調が悪い・悪いと言っては甘えているんですよ
誰にでも言うんです。もう聞きあきました。分割には関係ないです。」
と私が切り返すと、
「関係はないですね」
と笑いながら同意した。
そんなこんなで20分くらい
調停委員は弁護士に
「それじゃ分割案を考えてきてください。私も考えます。」
「じゃ1ヵ月後に」
これで終了
調停ってこんな感じでした。
2回目の様子は 遺産相続調停 実況 に詳しく書きましたので
読んでください。
これからの第九話以降から、これまで書いてきたことがシンクロすることがしばしばあります。出来るだけわかるように書いていきます。
続く