また春がやってくる
引越し
の季節だ
の部屋は3月いっぱい借りているが
2月 一時期実家に帰り
卒業式に合わせてまた来ることになる
いろいろあったが3月20日で大学も
卒業だ
2月実家に帰る前
引越しの荷物を作りながら忘れ物はないかなと考えていると
ふと思った
あんなによくしてもらった母
だけにでもお礼を言おう
早い時間なら
は帰って
来ないだろう。
当然、電話番号は忘れてはいない。
アパートのピンク電話でダイヤルする
コール音・・
いつものように少し高い声の 妹
だ
「
です。もう向こうへ帰っちゃうから挨拶したくて・・」
「そうか
卒業だ。まだ
帰ってきてないよ」
のかわいい妹とも今日が
最後だ
「いや きょうは母
に挨拶を」
お母さんを呼ぶ声もやっぱりすこし高い
「こんばんわ。
どうしたの」
「三河を引き払ってしまうので、最後に母
に
挨拶を・・」
「いろいろ良くしていただいてありがとうございました」
大人になったつもりで言いきった
すると意外な言葉
「
ごめんなさい。あんなことして
いまは本当に後悔してるの。ほんとうに残念で」
何を後悔してるのか、何が残念なのか
言葉の向こうに何があったのか
30年以上たってもよくわからない
後悔して、残念なのは私の方なのだ
社交辞令だったら違う言葉でお願いしたかった
さっぱりと受話器を切ってくれた方がまだ納得できる
「帰ってきたら
に電話させるから、出かけず待ってて」
「いや そこまでは・・」
「
の声聴いてね。絶対だよ
」
と同じ尾張弁で少し強く言った。
母
にお礼の電話をして自分なりに納得ようとしたのに
もう
と話すことはないと思っていたのに
どうするんだ。
少しの未練とドキドキを残しつつ電話を待つ
だった。
最終回スペシャルに続く
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