傷がまた深くなり










抉れ










痛み










ふと気づいた。










救いはないと。










あるのはいつも











見るも無惨な










醜い自分と










過去の記憶。










世の中にどれだけの不幸せがあり










どれほどの人が不幸せだと感じるのか。










対岸の火事は










誰も不幸せだとは気づかない。










なのに










幸せでありたいと願うことは










いったい何を見て










そう想うのだろう。











誰もが傷を抱えているのなら












なぜ誰かを傷つけるのだろうか。











哀しみしかないのならば










もう歩きたくはない。











もうここで立ち止まりたい。










少しでもかまわない










ほんの少しだけでいい










笑いたい。