テレビショッピングでしわを取る化粧品が紹介されていた.

こういう商品の販売でよくある,使用前使用後の画像が映し出されていた.

たしかに,まったくもってしわの程度が違う.当然,ふかーい皺に着目してしまいます.いちばん目立つから.


しかし,よく見てみると,なぜかその使用前と後の画像は顔の一部分しか映し出されていません・・・


ん! 口の形がちがっている.目尻のしわも,これは笑ったときにできるやつだ!

つまりは,表情を変えて目立つしわを作り出したものを使用前,真顔で笑顔が原因のしわがなくなっているものを使用後の画像として表示していたのだ.

そりゃ,顔全体をうつせないわけだ.表情の違いが明らかになってしまうから.


思い出してみると,このしわが消えた,という使用者の感想という形の効能の説明において,まったく特定のしわを指さして説明していなかった.

深い皺が消えないぞ,と文句をいったとしたら,いやーここらへんのちっちゃい,あさーい皺がいくぶんマシに見えるようになってるでしょ?とか言われておわりなんだろうな.


だいたいね,深い皺が塗った瞬間に消えるようなことはね,パテで埋めるか,顔をぱんぱんに腫らすような毒物じゃない限り,実現不可能なんだろうね.