"HIGH-TECH Cycling"におもしろいデータがあったのでちょっとだけ紹介.

ロードバイクの全体の重量が増すと,タイヤが変形しベアリングの摩擦も増加するので,まちがいなく軽量化によって,ロードバイクのエンジン出力が一定であれば,速度は増えるのだけど,

空気抵抗と比較すると,重量の影響は非常に小さいらしい.

たとえば,1kgの重量の影響は,空気の流れに対して垂直に立てられた12cmの鉛筆の空気抵抗の影響と等価らしい.

で,12cmの鉛筆による空気抵抗は,だいたいブレーキやシフトのワイヤーによる空気抵抗と同じくらいらしい.


つまり,1kgの軽量化は,同じ車体重量でワイヤーをフレーム内蔵のものにすることと変わりがない,ということです.
ようするに,空気抵抗の影響というのは,自転車の世界では,とっても大きいということです.

だから,昔は車体の軽量化のためにメーカーはがんばっていたけれど,現在は空気抵抗を少なくするために,必死でがんばってます,ということらしい.


1kgの影響と,ワイヤーによる空気抵抗がほとんど同じくらいに,速度に影響を与えるというのは,驚きでした.

軽量化の効果は小さいから,軽量化という行為に情熱を感じていない限りは,自分のフォーム改善などを試みた方が効果大きそう.

--
ただ,ワイヤーと1kgが等価なのは,平坦かつ一定速度という仮定の上での話なので,1回の走行全体で考えたときに,まるっきり同じというわけではない.