選手は人生かけて,命かけて水泳やってるわけだから,あまりにも記録に影響を与える水着があった場合には,契約を無視してスピードの水着を使いたい,というのは,非常に理解できる.

しかし,契約に「あまりにもすごい水着が出たら,そっち使って良いよ」という内容が含まれていなければ,法律に従えば,スピードの水着は使ってはいけないはず.

心情的には選手の判断は理解できるが,いざというときに,その時点でもっとも優れた水着を選択することが許されるなら,水着のメーカーとしては,日頃から選手をサポートする意味はまったくなくて,ただ最高の性能の水着を作ることにお金を集中すればいいことになる.

下手に専属契約を結んでいたら,専属契約があった選手なのに別のメーカーを選択したよ!ということで,日頃のサポートがマイナスの効果をあらわしてしまうことになる.

水着メーカーはブランドイメージの悪化を防ぐために,強硬な策はひとまずは取らないだろうけど,選手の水着選択のルールが変わったということは,そのルールのもとで効果的に水着をアピールする手段も変わってくるということで,これまでどおりのメーカーと選手の関係は,決して維持されないでしょうね.

もし,自分なら,水着の開発のために,優れた選手に意見を聞くことは有益だろうから,開発協力費として,選手側の働きに応じてならお金を払うだろうけど,育成費のような継続的に選手のサポートのために払うようなお金は廃止するなあ.