おーいお茶の俳句を読むのが好きです.

今日買ったのに掲載されていた俳句で気になったものを引用させて
頂き,感想を述べたいと思います.

「表裏 どっちか分からん 人と紙」
これは,大人の俳句としたら,内容が当たり前すぎて,
表裏がわからないものとして人と紙を並べた点のみがおもしろい,ということに
なってしまいますが,14歳の俳句であることから,
社会生活にともなう気づき,成長を感じさせ,ほのぼのとすることから,
俳句作った人の年齢込でおもしろい俳句となってますね.

人と紙は,紙と人,と人をうしろに持ってきたほうが,お!という余韻が残って
味わい深くなるように思います.
俳句をやったことないので,自分勝手な印象ですが.


「新婚の幸せ抱きて布団干す」
日常の素朴な幸せを大切にする優しい気持が感じられます.
「抱」という感じと「布団」という単語が並んでいることから,
夫婦の絆の深さも感じたりして.
幸せを大切にするぞ,と腕をまわして抱いているイメージと
布団を干すときに布団をかかえる姿のイメージが重なり,その点でも
おかしさがあるかも.


「いくたびもふとんをほして子らをまつ」
作った人の年齢が64歳であるところがポイントですね.
そうでなければ,なんのことやらわからない.
日ごろはあまり連絡を取り合うことはないけれど,
子供のことを大切に思っている,親の心が感じられ,しみじみします.
家にいない家族のふとんまで清潔に保つ,作者のまじめな性格,
また,ふとんを干す,という具体的な生活の描写から物語を感じさせ,
なーんか,あったかい気持ちになりつつも,しみじみしますね.


少しの文であるからこそ,読み手が想像し楽しむ余地がある,
俳句ってのは,よくでけた文化ですね.