今年アカデミー賞ノミネーションありやなしやギリギリのラインにいるライアン・ゴズリングとティモシー・シャラメ。年齢は15歳違えどこのふたり意外なほどに共通点があるライバル。どちらがオスカーに近い? いざ勝負!

ライアンはご存知の通りディズニー・チャンネル「ミッキーマウス・クラブ」出身。13歳から2年間加入する。でも、当時はジャスティン・ティンバーレイク、ブリトニー・スピアーズ、クリスティーナ・アギレラとスター揃い。ベスト愛蔵版が作られたとき、ライアンの名前はタイトルにクレジットされなかった苦い思い出が。

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ティモシーは母方の祖父が脚本化、おじは監督ということもあり、12歳でインディーズ映画に出演し始め、「ロー&オーダー」や「ホームランド」などのゲスト出演も果たすが、小さな役ばかり。ジェイソン・ライトマン監督の『Men, Women & Children』(14)、クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』(14)と名監督に立て続けに起用されたものの、前者では同級生のアンセル・エルゴート、後者ではマッケンジー・フォイと共演子役に見事に注目をもっていかれてしまった。

腐ってもディズニー・アイドル、子役としてはライアンに軍配。ディズニーでもまれた経験は、伊達じゃない。

ライアンに主演の話がやってきたのは18歳のとき。ドラマ「ヘラクレス」シリーズのスピンオフ、「ヤング・ヘラクレス」の主役に選ばれた。でもこれ、今覚えている人いる? ヘラクレスにしてはスリムすぎた。『タイタンズを忘れない』(00)もよかったけれど、やっぱり『きみに読む物語』(04)が本当のブレイク。

ティモシーがブレイクしたのはご存知『君の名前で僕を呼んで』(17)。ベルリン国際映画祭に出品された『One and Two』(15)と言ってもいいけれど、プロ以外ほぼ知られていない。それもそのはず。この作品、米国製作なのにアメリカで公開となったのはようやく2019年1月18日。遅い! これは明らかに主役のキーナン・シプカとティモシーの成功のおかげ。

ライアンがデビューから初のオスカー候補になるまで14年、26歳のときだったことを考えると、わずか21歳で主演男優賞候補になったティモシーのスピード出世力はおそるべし。

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今回オスカー候補と見られている『ビューティフル・ボーイ』(18)のためただでさえ細いのに、薬物依存症患者を演じるティモシーは9kg減。結果、直後の映画祭に登場したときはガリガリに。
でももっと驚きなのは『ラブリーボーン』(09)の役作りのため体重を27㎏増やしたライアン。『ハリウッド・レポーター』誌のインタビューでは「150lbs(68㎏)のときに雇われたんだけど、セットに行ったときは210lbs(95㎏)だった。監督と役のアイデアが違ったんだよね」と説明。