肩こりが起こる理由は? そもそも「肩がこっている」というのは、肩~首筋が重かったり、痛かったり、張っていたりする状態のこと。この肩こりの主な原因は、重たい頭を支える首や肩の「血行障害」です。 「血行障害」を引き起こす理由のひとつは、体重の10%前後と言われている人の頭の重さにあります。たとえば体重50kgの女性であれば、頭の重さは4~5kgにもなります。この重たい頭を一定の角度に保つ働きをするのは、背中側にある「僧帽筋」という大きな筋肉です。さらに、頭だけではなく、両方で約10kgもある両腕を支えているため、疲労がもっとも蓄積しやすい筋肉でもあります。 頭や腕を動かすために、私たちの身体では無意識のうちに、僧帽筋の緊張と弛緩を繰り返しています。これには、血管を縮めたり緩めたりして血行を促し、筋肉に酸素や栄養を運び、老廃物を排出させる役割もあります。 しかし、デスクワークなど長時間同じ姿勢のままだったり、肘をついたりして悪い姿勢が続いたり、エアコンの効いた空間にいて身体が冷えたりすると、僧帽筋は収縮し続けてしまい、疲労がたまってしまうのです。 「加えて夏は、脚を出している機会が多いでしょ。すると、やっぱり余計に冷えてしまいますよね」。確かにそうですよね。でも、サンダルにミニとか、やっぱり夏らしい格好はしたいです。「サンダルにミニスカートをはいた女性がいたとします。冷房の効いた部屋で、寒いので上は長袖のカーディガンを羽織っています。一方、スニーカーで靴下をはいてショートパンツの女性。でも上は、タンクトップです。どちらが、より冷えると思いますか?」……ど、どっちでしょうか。「鍵を握るのは“足首”です! 昔から頭寒足熱っていいますよね」。そうですね。夏って、一応体が冷えるといけないからと気を遣って、上半身に何か羽織っていましたが、脚のことは何も気にせずサンダルをはいていました。足首には全く無関心でした(反省)。「上半身がどんなに薄着でも、足首が隠れていれば、サンダルで足首を出しているよりも寒くないんです。足首が温かいほうが体が冷えにくく、代謝機能が高いんです」。そうなんですね~知らなかった。「美脚のためには下半身、特に足首は断然! 隠して温めておくのがいちばんですよ」。わかりました。