秩父宮記念スポーツ博物館(東京都新宿区)は15日、展示していた1896年のアテネ五輪の優勝メダルが盗まれた可能性があるとして、警視庁四谷署に盗難届を出した。

 同博物館によると、メダルはドイツのヘルマン・ヴィンゲルトナー選手が体操競技の鉄棒種目で優勝し、獲得したもので、日本人で初めて「体操・個人総合」で優勝した遠藤幸雄選手を通じて寄贈された。

 優勝メダルは館内のガラスケースの中に他のメダルなどと一緒に展示されていたが、14日午前11時半ごろに見回り点検したところ、優勝メダルだけがなくなっていたという。この日は午前9時半に開館していた。

 ガラスケースは施錠していたが、吸盤などを使えば上部のガラスが持ち上がる構造だった。防犯カメラは設置していなかった。

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