幼児教室でのミニミニリトミックタイム
町田市玉川学園、神奈川県相模大野中心に活動している、RION Create Lab.リトミックバンブーのさとうルミです。
幼児教室でリトミック?と思われますよね。
幼児教室もお受験対応の幼児教室です。
そこできちんと音楽的なサブジェクトを含んだリトミックを行うって…どんな感じなの?
そうよくいわれます。
幼稚園受験では1歳半から母子分離で2時間(コロナ前はお弁当持ち)活動をします。
幼稚園受験って子どもの何をみるの?
親の受験でしょ…
と思われるかもしれません。
幼稚園へ行くという、はじめての大きな集団生活へ向け
子どもたちはまずはじめの一歩として、幼児教室にきています。
週2回、お教室にリズムよく来ること、ご挨拶を自然にできよう子どもたちにはお声がけいたします。
上履きをはく、にもつをもつ、シール帳や水筒、ひも付きタオル、コップをだして、おむつも自分でだします。
ひも付きタオルはかけて、手を洗い、タオルで手をふく。自分の荷物をロッカーにしまう…
お教室にきて初めにすることを、子どもたちは一生懸命頑張ります。
初めはできなくて同然。だってまだ生まれてから1年、2年しかたっていないのだから。
お母さんと離れると泣いて当たり前、教室に来てくれたことだけで花丸なのです。
これらを私たち指導者は「教え込む」のではなく、「やってみよう!」「できたね」「がんばったね」
と、生活の一部として自然と出来るよう、成長につなげます。
朝の会も座ってお返事します。お名前を呼ばれると「は~い」と元気に手だってあげられます。
お友だちのお返事もきき待つこともできます。
今日は、ミニミニリトミックということで
リトミックのサブジェクトを折りこみながら、5月のリトミックをしました。
お散歩の音楽に乗って、元気にあるきます。止まったり、すこし急いだり。
ピアノさんの音、先生の話をよく聞いています。
いつもはお友だちと手をつないで歩いていますが、今日はリトミックでの活動内では
ひとりで歩きます。
歩いたら、今度は山を登ります。
ピアノさんの音をきいて登るぞ~と準備して「よいしょっ」準備して「よいしょっ」
登って「やっほ~」と手を振ったり…。
春の植物や虫がでてきて
にょきにょき、にょきき、にょきき…、ひらひら、ひららひらら…
たくさん身体を動かしました。
たくさん歩いたから、帰りは車でドライブ。
安全運転、最初はまだ明るいから調子よく。
暗い道はちょっと危ないから気を付けて運転です。
そして…お家に付きました…ドライブでつかったハンドルを
「♩ありがとう♩」で真似っこして返してくれました。
RIONオリジナルの曲音源と教具
教具のハンドル…今日はきちんと歩くことを意識したかったのでタンブリンはつかいませんでした。
このハンドル…リトミック教材ではよくみますね。もちろん、手作りです。
接着剤は使用せず、アジャスタを工夫しました。
噛んでしまっても大丈夫な素材
ただ色ビニールテープでぐるぐるしなわけでないです💦
太さ、材質、重さも考えてるため
数時間DIYのお店でねばることもしばしば。
中にはビーズのような細かいものを入れるのは
万が一の危険もあるためいれずかわいさをだしたました。一寸のくるいなくつくりあげます。
思い立ったらすぐ作り出せるよう
既製品はあまりつかいたくないので
RIONの材料庫はちょっとした学校なみです。
このハンドルをもらうときも、何色がいいかなと聞き返事をまちます。
リトミック中心のお教室だとそこまではしないですね。
1歳2歳のお子さんが母子分離で赤がいい!と返事をします。
お友だちと色かぶったら
先生の声掛けで「どうぞ」と我慢したり譲ったり…
決して、○○ちゃんはこれでいいでしょなんで言い方はしません。
まず、子どもからでる声、表情から動きます。
リトミックだけど、ちょっとちがうリトミックですね。
これを母子分離でみんなたのしく活動できるって、すごい!!
たのしい!!って思える「子どもらしい子ども」って素敵!!
私は、この「子どもらしい子ども」の姿が、幼稚園受験には必要な一つなのだと思います。
今日行ったミニミニリトミックではリトミックの要素をいれつつ
それだけでない幼児教室としての目的を網羅しながら活動を行います。
今日のミニミニリトミックでもフィードバックを大事にします。
直前でしたので手書きとなりましたがどういう意味がありこのような活動をしたか
を手書きでしたがお渡ししご説明いたしました。
なぜこう動いたのか、をフォードバックしました。
子どもたちは楽しく身体をつかって楽しく動いたよ、ということなのですが
そこには意図あることを親御さんへフィードバックするのは必須だと考えます。
そして、それを各ご家庭にもちかえり、そのお子さまをたくさんほめて
僕、わたしが主人公!となるような環境を
三者…お教室(指導者)×ご家庭やコミュニティー×子どもで築いていくこと
この部分を丁寧に見ることで「子どもらしい子ども」として
その年齢に添った成長を不備なく獲得できると思っています。
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