卓球する朗人 -2ページ目

卓球する朗人

楽しい卓球を
より楽しくするには
卓球の技を磨き
体が勝手にボールに反応するまで
工夫しながら練習を
積み重ねることです


卓球歴1年未満や試合経験が少ない未熟者層には、刺激になる閃きのヒントになるポイント指導が必要です。
ここでは、チキータの早期マスターするためのワンポイント指導をコメントします。まずは、軽く出された下回転サーブを指導者自身がチキータレシーブして見本を見せることが大事です。

そして「出されたサーブのボールに、肘を前に突き出すようにしてラケットを向けて肘を視点に振り抜き被せる」
これを何度か、繰り返し練習しているとボールを擦れるようになってきます。
「肘の位置を動かさないでラケットを振る感じ」という留意点を補足すると、チキータをより理解されます。実際には肘の位置は動きますが、練習する者は動かさない感覚でいいのです。
「肘の位置を動かさない感覚でラケットを振り抜き被せる」この感覚が身につけば手首の動きも連動してきます。ですから、初心者クラスには手首を使うことを強調する指導は早過ぎです。
チキータ打法はラケットを振ってボールを擦る感覚が身につけば、意外に早くマスター出来ます。

「ボールの後ろを前にラケットを振り抜く」「ボールの左側を擦って被せる」などしっかりラケットを振り抜く練習でチキータの感覚が身体に染み込んできます。
また、サイドを切るような下回転サーブを出して、それをレシーブする練習もチキータ打法の感覚をつかむ上で有効な練習法です。
きっと、劇的にチキータ打法がマスター出来ます。


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卓球はボールを打った分だけ日々上達していきます。それだけでは不十分で上達は遅れます。練習の過程で、試行錯誤しながら卓球感覚を磨くことが上達のために必要不可欠です。

卓球の練習を通じて感覚を磨いていけば、様々な閃きが増えます。この感覚と閃きを繰り返す。これが卓球の技が上達するポイントと言っても過言ではありません。

だから卓球は楽しいのです。

全ての技にはコツがあるのですが、これが絶対と言い切ることは出来ません。そのコツを掴むため自分自身で自問自答して技のコツのポイントに「仮説を立てる」ことです。
そして、その仮説を自分で試行錯誤しながら練習に取り組むのです。
これを根気よく繰り返し練習すれば、必ず閃きます。
淡々と練習しているだけでは閃きはありません。当然、卓球の上達も遅くなります。

卓球指導者は個々人の特性を見抜いて、卓球の技のポイントを具体的に示唆するようにしたいものです。


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試合では、一か八か窮地における究極の1本という状況があります。それは「当方も相手も緊張極まりない状況での1本」です。卓球では5セット目あるいは7セット目の10対9のような状況です。

 一本取るか取られるかで、その勝敗が決する大事な一本です。当然、実力も拮抗している訳ですから双方共、緊張極度に達している状況にあります。

 このときサーバーは通常慎重になり、最も自信のあるサーブを出すことになります。でも、究極のサーブは恐る恐る出すサーブではなく堂々としてダイナミックに出すことです。

大方の人は、攻撃を嫌って小さくカット性のサーブになりがちです。しかし、それは違います。相手が一番いやなサーブを大きく出すことが有効なのです。ロングサーブは打たれ易いのですが、開き直って相手にレシーブを打たす作戦をとることが有効なのです。

 例えば、自コートの中央付近から、相手のフォアサイドに「さあ打ってこい」とばかりに大きく横回転系のサーブ、あるいはプッシュ性ナックルサーブを出すことが効果的です。

相手は極度に緊張していますので、手首が固くなっていることが多いのです。この場合は、ドライブでコントロールよくレシーブするのは難しいものです。
緊張すれば思うようにラケットが振れずにレシーブミスとなるケースが多くなります。

 また、バックサーブを台中央から相手のフォアサイドに出す、あるいはバックサイドからフォアサーブで相手のフォアサイドに出す横回転系サーブ等、そのゲームで使わなかった得意なサーブを思い切り良く出すのです。こうしたサーブを窮地の一本として残しておくことが有効です。
そのためにも普段から自分の特徴に応じて、いざという時のサーブを繰り返し繰り返し練習しておくことです。

この究極のサーブは、必ず実戦で役に立ちます。

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2022年も残り少なくなってきました。
卓球練習の途中に休憩タイムをとって茶菓子を食べました。
80代の気前の良い女性がクリスマスプレゼントですと全員に配り始めたのはくじ引きでした。
くじの番号順に配られたプレゼントは、ディズニーグッズで少々値がはるものでした。

プレゼントを頂いた高齢者も若返ったようにはしゃいでいました。
プレゼントを頂くのは、いくつになっても嬉しいものです。


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実際に試合に臨んで、ボールを目で追い続けることは出来ません。ボールを最後まで良くみるといいますが、それは嘘です。相手がラケットにボールをとらえ、自コートでバウンドする間だけボールをみているだけです。それ以降はボールを見るのではなく、相手の動きとボールを感じとるのが正解です。そうでなければ、素早くボールに反応して的確に打ち返すことが出来ません。

カウンター(カウンタードライブ、カウンターブロック)もボールを良く見ているのでなく、感じとることで体が反応した結果だと考えていいのです。

だから、卓球は「ボールと相手を感じとる」意識を持って、普段の練習によって自分を鍛えていくことが大事なのです。ただ、ボールと相手を感じとるということは、試合、練習に関わらずプレー中にはボールに集中していることが不可欠です。


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深呼吸が如何に身体に好影響をもたらすか。
深呼吸によって心身共の良い結果をもたらすことは明らかです。

卓球イップスの対処法としても最善ですが、なぜなのか調べてみました。深呼吸によって脳や心臓にも酸素が行き血液循環が良くなり幸せホルモンのセロトニンが分泌されるようです。
その結果、心身共にリラックスするようです。

1日数回の深呼吸、これで身体の自律神経が整えられるのだから思い出した時に深呼吸したいものです。

深呼吸は、いつでもどこでも年齢に関係なく出来る健康法です。どの年代でもでき効果を実感できる健康法です。やらないと損です。特に身体を動かすことが少い高齢者は、深呼吸を習慣づけて生活するよう心掛け実行することが健康維持の基本と考えて間違いではありません。


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20年以上サイト「大江卓球教室」を運営してきましたが、3月以降一時中止していました。
この度、サーバーを変更しました。この際、新規にドメインを取得して再スタートしました。

サイトのURLは「大江卓球教室」
http://www.oetakkyu.comです。

現状、昔のサイトをそのまま転載したものになっていますが、
今後はより分かりやすくサイトを変えていく予定です。

是非ブックマークのほど、よろしくお願いします。
             
 卓球朗人より

卓球の試合で、実際に対戦相手がイップスになった時の状況です。
ゲーム中盤から対戦相手が小刻みに手が震え出したのです。大事な場面だったため、緊張極度に達して急にラケットが思うように振れない状況になったようです。
この時の対戦相手は「サーブが正常に出せない」「ラケットが振れてない」「身体の動きが極端にスローテンポ」になっていました。
「おやっ、変だぞ?」とハッキリ分かるぐらい今までのプレーと違ってきました。プレーでミスの連続にビックリしました。結局、対戦相手は最後まで立ち直ることはありませんでした。


実は自分自身も1ゲームの途中からサーブだけが、うまく出せなくなったことがあります。サーブで思い切り良くボールを切り込むことが出来ないというか、切り込む気力も無くなったのです。

これを克服したのが、1ゲーム後のチェンジエンド時の数回の深呼吸でした。この深呼吸で、すっかりした気力になり自分の普段のプレーを取り戻すことが出来ました。
おそらく「何としても勝つ」という思いが強過ぎたためです。
 
その後、会社在職中に仕事として「心理相談専門研修」を受講する機会がありました。その研修でリラクゼーション法という実践と講義があり、深呼吸が最適な対処法であることを教わりました。

以後、仕事でも卓球でも精神的に苦しい状況になった時は、瞑想や深呼吸で切り抜ける習慣が身につきました。

イップスは精神的な症状です。その時の状況で何かのスイッチが入ると急になるものです。ですから、誰でもあり得ると思って間違いではありません。

卓球プレー中に少しでもイップス状況と感じたら、深呼吸で切り抜けてもらいたいと思います。


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卓球のラケットを握って15年間、週1回の卓球クラブの練習に参加されている女性が三人おられます。50代だった人も70代になっています。その間、腕が上がらない、熱中し過ぎて目が眩んであん座り込んだ人、大病して一時中断して復活した人もいます。

それでも、明るく元気に週1回の卓球を楽しみにされています。運動する習慣が出来て続けてきて良かったと心から喜んでおられます。卓球指導する者にとっても卓球することが楽しいと言われることが何よりも嬉しいものです。
試合に出る気は全くないのですが、練習時のゲームでは一喜一憂するようです。

三人の女性は当初は永くは続かないと思って、安価なラバー貼りラケットでスタートしました。勿論、今では立派なラケットに適度にラバーを貼り替えています。シューズも卓球メーカーのものを使っています。15年という長い間の卓球活動継続に敬意を払って、今回三人の女性に手作りのラケットケースを4個中から歳上順に選んでもらいました。
今までも誕生日には小さいケーキなどをプレゼントしています。

まだまだ、暇に任せて作ったラケットケースが多くありますので、今後も気分が乗った時にプレゼントしていきます。


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暇潰しに何かしようと考えて机に座っていると、またまた卓球のラケットケースのイメージが湧きました。

生地は古い帯です。これをジーッと眺めていると、2箇所からラケットを入れるアイデアが浮かびました。イメージ通り一気呵成にミシンとアイロンを使って、まず1本完成。

続けて、1本目ラケットの改善点を見い出し2本目のラケットに取組みました。刺繍仕上げを試みましたが、納得がいかず全ての糸を解いてやり直しです。これに長い時間をかけて暇つぶし!
このような馬鹿馬鹿しい作業をする老人は居ないと思いながら、丁寧に仕上げました。

そして一気呵成に3本目に取組み、当分は最後に作ったラケットケースを普段使うことにしました。でも、ラケットケースの幅を広げ過ぎと感じ、1.5cm短く修正して完成です。

帯は生地がシッカリしていて、厚い処はミシンが唸って一旦止まりますが、その時は手でダイヤルを回して針を動かせば食い込んで縫える優れものの自分専用のミシンです。

老人の暇つぶしのミシン作業、次は何する。
まだ次が閃かないのですが、ミシン製作のラケットケースが手許に11個溜まっています。いずれ、どなたかに差し上げるつもりです。




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