CAの仕事を勘違いしている方が多いようなので、少し辛辣なことを申し上げたい。
私達は、機内の花(お客様)を支えるサポート役であり、決して主役ではない。
会社の顔として、営業面からも、ある程度の華やかさを醸し出さなくてはいけないが、それが自信過剰なほどの薔薇であったり、誰も寄せ付けないatmosphereをさらけ出すようにしていたのでは、サービスマインドが欠落しているどころか、保安要員としても失格。
CAの世界には(どこの世界にもあることだが)厳しい掟がある。
完璧なseniorityの世界。
銀座の夜と変わらないほどの気配りの世界。
自分を卑下してでも、相手に花を持たせる世界。
相手があって、初めて自分がいる世界。
どんな屈辱にも耐えなくてはいけない世界。
自分を出し切ってはいけない世界。
相手を徹底的に心地良くしてあげなくてはいけない世界。
入社して一年目は、
嫌というほど上記のことを叩き込まれる。
先輩や上司は、どんな時にも手厳しい。
あなたがもしも「自分を押しころしても相手に花を持たせられないタイプ」であるのなら、
CAになる資格は皆無である。
この人ともう1度会いたい!
この人とずっと一緒にいたい!
そんな風に
周囲からいつも慕われる・・・
そういう最高に魅力的なCAを、私は育てて生きたい。。。