来週,いよいよ東京都知事選挙の投票日だ。
とは言っても, 結果はだいたい予想はつくし,順位も上位はほぼ決まっているように思う。
それに,自分は東京都民ではないので,投票することもできない。
残念ながら,今回の選挙は,政策以外のことが話題を独占しているようで,残念でならない。
明らかに当選する気がないと思われる候補者が圧倒的多数を占めており,掲示板のポスター問題がそれを如実に示している。
日本では,選挙に立候補する際に供託金が必要で,その制度を採用している国も小数で,額も世界的にはかなり高額とのこと。
それでも,都知事選に関しては,候補者乱立の歯止めにはなっていない。
そろそろ公職選挙法の改正が必要かもしれない。
例えば,立候補できるための要件を,首長選挙(今回でいうと東京都知事選)に対応する議会の議員(今回でいうと東京都議会議員)の推薦を必要にし,それを得られない人のために予備選挙でもやって,一定数の得票を得られなかった場合は本選挙に出馬できない,あるいは次回の同一選挙への立候補を禁止にするとか。
これらの制度も問題なしとは言わないが,今のままだと,次の選挙(知事選に限らず)でも同じような問題が起こるだけじゃないの?