こんばんは、いつもお世話になります。
【福だるま@社長応援団長】です。
今日は、株式会社を創って社長になろう!がテーマです(笑)
あなたも3週間後には、社長さんです!!
一番簡単な発起設立で説明していきます。
発起設立とは、会社設立時に発行する株式の全部を社長になりたい人かオーナーになりたい人が一人で引き受けることによって行う設立方法です。
自分で資本金の全てを出して会社設立をするのが、誰に遠慮することなく
一番簡単でもあります。
資本金を1万円で仮定すれば、総費用は30万円以内でおさまります。
あくまでも自分でやるのが前提ですが。
ここでは、実際に今月か来月に法人設立を頼まれているのでいわゆる一つの事例としてご案内します。
また、登記申請用の書式は本屋さんか文房具屋さんに行き「会社設立の法令様式」を購入されれば、誰でも簡単にできるように説明もされています。
ネット上にも書式は沢山落ちていますのでそれを拾えば費用はかかりません。
①会社の商号、本店の住所、会社の目的の決定をしていきます。
会社の商号(名前) →株式会社福だるま建設(福だるま組も面白い、組長?)
本店の住所 →東京都台東区○○1丁目1番1号
目的(仕事の内容) →1、建設業
2.建築・リフォーム業
3.土木業
4.解体業
5.不動産業
6.上記に付帯するその他一切の業務
※会社の本店(住所)は会社を設立する手続きをする上で、必ず最初に決めなければならない重要事項の一つです。
同一行政区ですでに登記されている会社と同名、同業の会社でも設立はできるようになりましたが、設立後に問題がおきないように所轄の法務局に行き事前確認をしておきましょう。
(このことを類似商号調査といいます)←書士に手数料取られるところです 。
②印鑑の作成および印鑑証明の取得
類似商号の調査が終わったら、これから会社を運営していく上で必要になる各種印鑑の作成を依頼しましょう。
(代表取締役の印・会社銀行印・会社簡易印+ゴム住所判セット、費用は大体2~3万円です)
また、以後の手続きに必要な印鑑証明書も取得しておきます。
(代表になるあなた個人のをです、3通)
③定款を作成および定款の認証
会社の商号、本店、目的以外で決めなくてはならない事項を決めていき、これから会社の運営をしていく上での基本的なルールである定款を作成します。
(定款とは、会社内の憲法のような取り決めです。取締役を置くか置かないか、
取締役会をするかしないかとか、監査役を置くか置かないか、決算年何回いつにするかとかです)
なお、定款は公証人役場で認証を受けることで、はじめて法的な効力を持つことになります。
(費用は、公証人認証料5万円、電子認証で無い場合は印紙代4万円)
④出資金の払込み
出資金を株式会社設立で社長になりたいあなたの個人の口座に振り込みます。
(資本金1万円なら1万円を記帳したページと通帳のコピーが必要となります)
因みに福だるま建設は、最初の資本金を200万円で設立し取締役予定者の不動産を担保に銀行からある程度のお金を融資してもらい1000万円に増資していきます。
仕事の性質上、資本金が少ないと社会的信用の問題で取れる仕事も取れなくなる場合がありますから。
⑤議事録などの必要書類および登記申請書の作成
会社設立の登記の申請書及び添付書類として必要になる取締役及び監査役選任決定書、就任承諾書、取締役会議事録、調査報告書を作成します。
(これらは全て法令様式にありますし、ネットでも拾えます)
⑥設立の登記の申請
・会社設立登記申請書
・登録免許税貼用台紙(収入印紙貼付済みのもの)
・定款(認証を受けたもの)
・払込があったことを証する書面 (④のコピー)
・就任承諾書 (取締役各自の、監査役おけばこれも必要)
・取締役の印鑑証明書
・取締役会設置会社は、代表取締役の印鑑証明書
・委任状 (あなたが自分で行けば不要です)
・印鑑届書 (代表印を届出て印鑑登録をします)
・OCR用申請用紙
上記申請書類一式が揃いましたら、会社設立の登記を法務局(登記所)に申請することになります。
なお、登記を申請した日が会社の誕生日になります。
良くゲンをかついで大安吉日を選ばれる方が多いですね。
(書類に不備がなく補正の必要が無ければ、いつ謄本があがるかメモをくれます)
申請書類記入上で一番注意をしなければいけないのは、漢字を書くときに役所に届出ている通りの漢字で書かなければいけません。略字などでは認めてくれず補正の対象になり、法務局からの呼び出しに応じなければならないので二度手間にならないようにしましょう。
(高橋→髙橋、黒田→黑田とか僕もNPO設立のときに苦労しました)
また、印鑑を押印するときもキチンと陰影が分からないでどこか欠けてるとかはNGがでます。
(登記申請時の費用は、資本金額の1000分の7か最低15万円の登録免許税の登記印紙が必要となります。)
⑦諸官庁への届出
会社設立の登記が終わり謄本が取れれば、この謄本を持って税務署、社会保険事務所などに行き届出書ととともに提出します。
(届出書は、諸官庁に所定のものが用意されていますので会社代表印が必要となります)
これで法的な手続きはすべて終わり、新会社社長としてあなたは名刺を堂々ときり得意先をクラブなどに接待することもできるようになります。
※全ての領収書を貰いファイルする習慣を身に付けてください。
起業相談として、この会社設立の説明が分からないとか質問がある方は、
頑張って、大社長を目指しましょう!!