お向かいの旧牛島家へ。



佐賀市朝日町にあった建物で佐賀城下では最古の町屋建築と言われています。


1993年道路各地や工事に伴い解体され


その部材をこの地に組み直して建てられた物で


1995年に佐賀市の重要文化財に指定されています。


この辺りの町屋はそうした解体、移築された物が多く


そうしてまで町並みを整える、保存する


佐賀城下の町は素敵だと思います。



この日はここで生花の展示もされて


生花男子が着物着て案内されてました。



牛島家の「持ち送り」


屋根を支える持ち送りは彫刻が施され


家々でそのデザインは異なり、


波や松竹梅など目立つところに華やかな装飾が施されたのですね。




旧三省銀行。


かなりこじんまりしています。


米穀商を株主として銀行業務を行なっていましたが


やはり経営が次第に傾き廃業。


その後建物は病院や個人の家として使われて来ました。


むくりのある切妻屋根、防火の銅板扉、漆喰の壁


館内の吹き抜けなど、銀行の建物の特徴が残っています。



外の通路の花の飾り〜



正面入り口にお雛様と餅花の飾り。


敷物は鍋島緞通。



鍋島緞通の織り見本でしょうか。



緞通の実演してましたが


織っている人が入るので写真は無しです。



源氏物語かな。


よくぞここまで綺麗に。


見事ですねー。



吹き抜けからの入り口。


餅花がはらはらと散っているようで綺麗ですね。


公園の横を通って


福田家住宅へ。



明治、大正、昭和と活躍した実業家、


博多慶四郎の近代和風住宅。


佐賀錦のお雛様の展示と実演がありました。





佐賀錦は金銀の箔を貼ったり、漆を塗った和紙を細く裁断して経糸に


染色した絹糸を緯糸にして織り上げた物。





こんなふうに経糸はキラキラしています。


触ってはいけません。



上品なキラキラ感ですね。


素敵やわ〜。




お手洗いお借りしてびっくり‼️


こんな装置がついたトイレは初めてです。


慢性の膀胱炎を目下治療中なので、


膀胱という文字には目ざとくなっており


確かに人工膀胱や人工肛門の方はどのようにしておられるのだろうと最近考えていました。



お花の花首だけをいけてるのも上品ですね。


気がついたら夕方近くなってました。


佐賀城下のひなまつり、まだまだ見どころがあるようなのですが


一日ではメインのところしか見られませんね。


イベントも楽しそうですが。


この近くに大隈重信記念館があり


そこは以前行きましたが


なかなか面白いデザインの建物です。


大隈重信記念館


さて行きと同じ、三瀬トンネルを抜けて帰ります。


福岡市からだと高速乗らず三瀬トンネルを通る方が圧倒的に早いし


トンネル抜けて、佐賀大和を通り過ぎ


ただひたすら真っ直ぐ曲がらずに走るだけで佐賀市内に到着します🚗


トンネル通行料320円?だったかな、それを払うほう安いし。


佐賀の町、まだぶらぶらしに行きたいなー。


全4回にわたりました。


ありがとうございました。