色々な似顔絵のお仕事
似顔絵のお仕事は書籍やテレビなどの
メディア以外にもあります。
●広告に使用される似顔絵
チラシやDMなどで店長や社員さんの似顔絵を
入れることがあります。
商品だけのチラシやDMに似顔絵を入れることで
全体がやわらかくなり、親近感がわきます。
クライアントはデザイン会社か広告代理店
が主です。
●会社社員の似顔絵による挿絵や漫画
社内報や社史などで似顔絵を使うことがあります。
過去にあった体験談を似顔絵を使って挿絵にしたり、
漫画で表現したりすることでイメージを鮮明に伝える
ことができます。
●似顔絵の名刺
写真では少し生々しいので代わりに似顔絵を
入れた名刺を使うことがあります。
私が過去にやりましたお仕事では
専門学校の先生が新入生に配るための似顔絵名刺を
作成したことがあります。
確か20人程作成しました。
結果としては、おおむね好評だったようです。
ネットショップで似顔絵名刺の専門サイトを運営している
方もいらっしゃいます。
多くのショップが似顔絵の作成から名刺の
印刷まで一貫で受注されています。
一度、似顔絵名刺を作成すると
印刷のリピートが期待できます。
●記念品としての似顔絵
還暦のお祝いや初孫などのプレゼント用の似顔絵です。
タッチとしては絵手紙的なものから油絵でリアルに
描かれたものがあります。
こちらもネットショップで専門的に運営されている方
がいらっしゃいます。
●ウェルカムボード
新郎新婦の似顔絵を会場に置いておくだけで
お客様の反応が違います。
「似てる、これ似てるわぁ」なんて言われた日にゃあ
天にも昇るような幸せを感じます。
ただ、友人からの依頼の場合はサービスという場合も
あったりします。
他にも探せば似顔絵の新しい需要はあるはずです。
似顔絵を3D化させるとか、実際に立体化にするとか、
flshで動画にするなどで成功されている方もおられます。
独自の似顔絵+新サービスができれば
かなりのビジネスチャンスがあると思います。
イラストとしての似顔絵
書籍やテレビなどの媒体では似顔絵が
描ける人は有利です。
では、どんなお仕事があるのでしょうか。
●週刊誌や情報誌などでも似顔絵を使うことがあります。
例えば、雑誌記事の中に有名人の写真をいれたいが、
イメージに合うものが無いときなど似顔絵を
使ったりすることがあります。
●専門書の中で著者の顔を似顔絵のキャラクターに
することがあります。
そのキャラクターにフキダシをつけて説明すると
ことで堅苦しい書籍も身近に感じられるように
なります。
●似顔絵で漫画が描ける方でしたら
偉人伝のようなものもあります。
例えば ドリフターズ物語 など。
●タレントを応援しているような書籍などでも
沢山の似顔絵が使われています。
ここでは、できるだけ美化するか、
可愛い感じのものしたほうが
よいでしょう。ファンが喜ぶものでないと駄目ですから。
●テレビのワイドショーなどでも似顔絵はよく使われます。
例えば「フライデー」などの記事をワイドショーでも
紹介したい。しかし出版元から了解を得ることが
出来ない場合に似顔絵イラストを使ったりすることが
あります。
テレビのネタは出来る限り新しいものでないと駄目
なので納期は相当厳しかったりするものもあります。
昼に原稿がでてきて、その日の夜には納品ということも
珍しくありません。
ただ、自分の描いた似顔絵がテレビに出ているのを
観るとやっぱり嬉しくなります。
わたしも以前はテレビ局から依頼を受けて描きました。
ただ、お笑いタレントなどの特徴のある顔は問題なく
描けるのですが、
売り出し中の女優などは全く似せることができず
難儀しました。
どんな人でも似せてしまう 針すなお先生 は偉大です。
他にもまだまだ似顔絵を必要としている媒体はあります。
しっかりした似顔絵の技術と愛されるタッチを持つことが
できれば、かなりの需要があると思います。
即興似顔絵について
私は広告代理店やイベント会社などから似顔絵の
お仕事をいただいていた時期があります。
その時の内容をお話します。
●大手企業の社内イベント似顔絵
大手の企業は勤続10年以上の方や、営業成績が優秀な人を
一流のホテルやクルージングに招待し、
パーティを行ったりすることがあります。
その余興の一つとして似顔絵師のお仕事が発生したりします。。
実労時間としては3時間から半日ぐらい。
描く人数は1時間で約5~6人ほど。結構ハードです。
私は自分で似顔絵を描く以外にも複数の似顔絵師を手配したり、
占い師や音楽家なども呼んでイベントを行っていました。
このお仕事は金額もしっかりとしていて
諸経費もきちんと計上できたので
条件としては良かったと思います。
●住宅展示場など集客イベントとしての似顔絵
以前、山陰地方へ2日間出張で即興似顔絵をしたことがあります。
こちらは拘束時間での支払いになります。
実労8時間・数万円 × 2日
似顔絵の対象は住宅展示場へこられたお客様(親子連れが多い)。
時間が空いたら展示場の社員さんの顔を描いていました。
出張費、食費も別途もらえたので条件としては良いものでした。
ただ、出張から帰った次の日は疲れが取れず、
一日中ダウンしていました。
他、各地域のお祭りや村おこしなどでも即興似顔絵のお仕事を
させてもらったことがあります。
●観光地でよく見る即興似顔絵
私はこちらのお仕事はやったことはありませんので、
聞いた話を書きます。
有名な観光地に行きますと
イーゼルに似顔絵のサンプル(寅次郎や長嶋茂雄など)
を展示しながら似顔絵のお仕事をされている方をご覧に
なったことがあると思います。
地域に密着しながら される方と旅をしながら違う場所で似顔絵を描き、
生計を立てられている方がおられるようです。
私の知り合いは時々、小さな街で即興似顔絵をやっていたそうですが、
1人単価を1000円にすると結構売れるのですが、。
調子にのって1500円にすると誰も寄り付いてくれなくなったそうです。。
※即興似顔絵の単価は場所や絵のタッチなどで
大きく変わります。上記の金額は相場ではありません。
観光地でみる即興似顔絵ができれば、国境を越えて仕事ができるかも
しれません。
フィリピンだってカンボジアだって、グアムやハワイだって。
生きていけるかもしれません。
日々、違う場所で日銭を稼ぎ、その日を生きる。
少しあこがれます。
■即興似顔絵に必要な道具と衣装。
人によって違うようですが、
私の場合は色紙・鉛筆・油性マジック・水彩絵の具・筆・
洗浄用のバケツ(小)・ぬれた筆を拭く布。
このぐらいあれば似顔絵は描けます。
※色紙の代わりにスケッチブックを使う場合もあります。
観光地などでお仕事をする場合は絵の見本を用意し、
イーゼルなどに立てかけがほうがお客さんにアピール
できます。
衣装も大事で、画家風のファッションにしたほうが
良いと思います。ベレー帽なんかも効果的です。
ピエロのカッコで似顔絵を描かれているかたもいました。
あくまでもイベントなので楽しい方が有利です。
■即興似顔絵の営業方法。
これも自己流なのですが紹介させていただきます。
名刺の営業項目に「即興似顔絵」という文字を入れ、
似顔絵用の作品サンプルを沢山の人に配りました。
少しずつ友人知人からお客さんを紹介していただき
イベントのお仕事などももらえるようになりました。
あと、ホームページからも問い合わせがあったりも
しました。
色々な人と繋がっていると意外なところから
チャンスが転がり込んできます。
現在、私は似顔絵をあまりしていません。
特に即興似顔絵は体力勝負なところがあるので
今はお断りさせていただいています。
(本当は、この数年、依頼はないのですけどね。。恥)
