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階段に面積を使うのはもったいない?
間取りを考える際にすごく気になっていたもの、それが「階段」です。
ハウスメーカーの建売や注文住宅を内覧した時に階段が急だなーと感じてしまいました。
住宅展示場では緩やかなのに、実際の住まいの見学では急勾配。
部屋を広くしたいから階段を最小限にする考え方もあると思うのですが、デメリットも理解した上でやっているのと、完成してから「こんなはずじゃなかった」となるのとでは全然違うので、階段のサイズ感をぜひ確認した上で検討することをオススメします。
我が家の階段のサイズ
うちの階段は、4マスではなく6マス使いました。ハウスメーカーから提案されていた長さの1.5倍です。
せっかく他を広くしても、急な階段だと窮屈で狭く見えると思ってるのだ!ゆとりや空白は大事さベイベー!
具体的なサイズは、こんなかんじです(サイズ忘れたので、メジャーで測った)。
踏面 320mm
蹴上 195mm
蹴上は身体によって理想の高さが変わり、蹴上と踏面のバランスが良いと上り下りのしやすい階段になるそうです。
ちなみに我が家のは計算式上では少しバランス悪いとのこと。笑
私は足を置いた時につま先がはみ出るのが怖くて踏面はこのサイズにしました。
このサイズの踏面だと蹴上はもう少し低い方がいいようです(1歩が大きくなると疲れるらしい)。ただ、背が高いからか全く問題なしでした。
「楽」「ふつう」「キツい」「怖い」って感じる建物の階段サイズを実際に測っておくといいと思います。お店では中々勇気がいるので、展示場や建売などを見学した時に測らせてもらうといいかもしれません。
コの字に曲がった折り返し階段ですが、曲がる部分の段差は特にしっかり踏面をとっています。
毎日何度も往復するし、老後のことも考えて、上り下りしやすい高さやサイズを心がけました。
親戚(若い)が直線階段から落ちたことがあるので、なるべく安全にしたいと考えました。
スペースがもっともっともーっとあれば、階段の横幅を倍以上にして、階段もインテリアの一部のようなしたかったです。
しかーし!我が家の面積でこれ以上の面積を階段に使うと、夫から「階段なんてなくていい。ハシゴで十分!キーッ!」と言われちゃうので断念しました。キーッ!