




奥羽本線・ローカル区間の主要駅
かつて、羽後交通雄勝線が乗り入れていたことでも知られる。
新幹線で凋落した駅というのはいくつかあって、新しいところでは阿久根や小諸が有名だが、まったく別次元の不便さなのが、ここ湯沢駅。何しろ、新幹線自体影も形も無く、新庄や大曲に来るのは「新幹線に直通する在来線特急」。横手なら大曲からでも20km程度、北上線でショートカットもでき、それほど不便は感じないかも知れないが、湯沢の場合は、大曲まで大回りして東京まで4時間か、新庄まで普通列車で1時間余プラス「つばさ」で3時間半、という、どうしようもない選択肢しか残されなかった。ミニ新幹線の費用対効果の悪さは際立っている。
駅自体は古い本線駅の雰囲気をよく残しており、駅前も二昔ほど前の「主要駅駅前」の姿だが、人通りの少なさは、街と駅の現状を暗示するかの如し。
増築を重ねた木造駅舎と、頑丈そうな木造ホーム上屋には、長編成の気動車急行か客車列車あたりが似合いそう。