ドリフター | DRIFTER

DRIFTER

~漂流者の日々徒然~

ドリフターって何のこと?それはこのブログのタイトル。


僕が子供の頃に「ドリプシ」という乳酸菌健康飲料があった。そのテレビCMが次の通り(うろ覚え)。

「ママ?ドリプシって何のこと?」

「それはね、ソビエトにドリプシというところがあってね。そこの人々は毎日ドリプシを飲んでるからとっても元気で長生きなのよ」

「だからママはそんなに肌がキレイなんだ~」

「まぁこの子ったら♪」


・・・という、子供心にもウザイCMだなという記憶しかない。ただそれだけ。本筋とは全然関係ない話でした。


で、件のドリフターなのだが、他のブログさんを見ているとタイトルがそれぞれの内容を端的に表している場合が多いのに気付いた。

つまり一見して内容が判り易い工夫が成されてるわけだね。例えばウチのLINKさんでいうと「ケンチクニッキ」 とか「ちっちゃな運命・明日の運勢」 とかタイトルだけで趣旨が伝わってくるよね?


その点ウチのDRIFTERはタイトルだけじゃ意味がわからない。書いてる僕ですらよくわかってないかも。少なくともドリフターズとは一切関係ありません。


辞書で引くとDRIFTERとは1:漂流者、漂流物、2:浮浪者、流れ者、3:流し網漁船となっている。

勿論タイトルにつけたのは「漂流者」もしくは「流れ者」といった意味でだが、まさか流し網漁船まで含まれているとは知らなかったな。


で、何故自分のことを漂流者なんて呼ぶかというと、まぁアレですよ。ちょっとカッコつけたかったのもあるけど精神的に自由人でいたいからなのですよ。


あと、このアメブロに辿り着くまでに色んなネットサービスで日記やコラムを書いてきたけれど、「しばらく経つと飽きてしまって移転」の繰り返しだった。そんな意味でも漂流者。つまり落ち着きが無いわけだな。


僕は若い頃、気が向くとふらりとアテのない旅に出るのが好きだった。そして一人旅に出ている間だけが僕が本当の自分らしく生きられる時間だと思っていた。誰に気を使うでもなく誰も自分に構うこともない、ただただ自分自身に周りの風景を投影させるための(或いはその逆の)瞬間の繰り返し。


今は家庭もあるし、そんな時間は中々得られないのはわかっている。下手をするともう二度とムリかもしれない。

けれど、あの頃の気持ちは忘れたくない。



だから心の中ではDRIFTER。



でも肉体的にはPRISONER。


とほほ。。