野口さんの著書は世界は危機を克服する-ケインズ主義2.0以来。
これもとても素晴らしい本でした。
この本を読んでいて、これまで全くなかった視点が金融の「受動的緩和」
アメリカでトランプが当選し、減税と公共投資が行われることで、財政赤字が拡大することになり長期金利が上昇。通常国際金融市場ではある程度は引っ張られるが、日本では日銀が金利を0付近で調整しているので、金利格差ができる。投資家からすれば金利が高い米国債を持ちたいので、日本国債を手放して米国債を持つ結果、円安ドル高が進むと。
それ故、トランプ当選以降それまで円高株安が反転した、というのはまるで無かった視点でした。