バックパックの話 | 半径3メートルから宇宙の果てまで

バックパックの話

パックパックとかザックとか、リュックサックとか山道具ってほんといろんな呼び方が併存しているので困っちゃうな。アイゼンとクランポンとか、ピッケルとアックスとか。

北ア縦走から帰ってきて、いろいろをあのバテについて考えていた。
(たぶん黄砂による)アレルギーの鼻づまりはクスリの準備がまずかったので仕方ないとしても、大きな原因の一つとして、どうやらザックが体に合っていないんじゃないかという答えに達した。
今使っているのはオスプレーのイーサー70のLというサイズ。購入した時は、よくわからないままになんとなく背負った感じでこんなもんかなと決めたのだが、考えてみれば初めてだと言ってたのに、店員の面倒見の悪さが恨めしい。オレの背面長ではLサイズというのはあり得ないだろう。おかげでベルクロ調整の域を超えて肩の回り込みに隙間が空いている。そりゃ疲れるはずだ。

人間必要に駆られるといろいろと知識が身につくもので、ザックに関してはけっこう研究できた。わざわざメーカーのショールームにまで出張っていろいろ聞いて背負ってきたのだから、自分なりの解答が出始めたので一度まとめてみる。

GREGORY グレゴリ:米
ザック界のロールス・ロイスというらしい。値段も他メーカーに比べて1ランク上。だが、価格に見合うだけの内容はある。背負い心地は他社より突出して良い。ウェビングベルトなどの装具類もかなりいい品質のものを使っていて、メーカーの人も温度や紫外線など含めた全般的な耐候性に自信をもっていた。このあたりは触ればわかると思う。ファスナー部もYKKとの技術協力のせいか使用感がいい。なるほどロールスロイスというのは伊達じゃない。
ザックそのものは外装にポケット等があまりつけられていないので、ポケットにいろいろ突っ込んで使いたいという人には使いづらいかもしれない。形もやや丸っこいので座りも箱形のものより落ちるし、デッドスペースが出来がちで実容量は表示より少し下かも。ちなみに表示容量はポケットなど全部つめた状態の数値らしい。ちなみにオレはバルトロ75の赤を買ってしまいました(アメリカアマゾンで)。


Karrimor カリマー:英
SAシステムっていうサイズアジャスターが有名だけど、今はもうどこのメーカーのものにも似たようなものが付いてるので、カリマーならではってもんでもないです。一時期は重たいザックっていうイメージがありましたが、今はそんなことないです。グレゴリーと対照的にポケットなどの便利機能がいっぱいでなので、使いやすさはあるかも。個人的に気になるのが、イギリス本国のモデルにはデザインも容量設定もいろいろ良いものがあるのに、日本ではやる気ないのかと思うほど、ほんの一部しか展開してない。品名には全て猫科の動物の名前がつけられています。クーガー、チーター、ジャガーなど。MacOSと同じだな。ジャガーの黄色が買えたら買ってたな。


DEUTER ドイター:独
背面にメッシュを張って通気性がいいよってモデルを最初に作ったメーカー。自転車旅行のときにオレも使ってます。主観ですがドイターはカラーリングがちょっと軽い。カッコイイってイメージはあまりないんだよな。小型のザックはそれなりに魅力はありますが、大型ザックはちょっと。


MILLET ミレー:仏
グレゴリー、カリマーと並ぶ世界三大ザックメーカー。今あるフレームが内装されたザックを作ったのはミレーだそうです。栗城史太愛用(と雑誌にありました)。オーソドックスなものでブランドが好きならあり。ところでリンク先のオフィシャルサイト、商品の魅力がまったく伝わらない・・・


BlackDiamond ブラックダイヤモンド:米
クライミングギアでお馴染みですが、ここのザック、悪くないんです! エルゴアクティブっていう機構が面白いです。腰に当たる部分がツイスターみたいになっていて、腰のひねりに合わせて動くのでなんかフワフワした感じがして楽でした。30Lくらいのザックを背負ったままロッククライミングしてもまったく動きに制限なさそう。デザインもスッキリしていてバンジーコードだけみたいなのもカッコイイです。小型~中型で1つほしいです。


OSPREY オスプレー:米
コストパフォーマンス抜群。カラーリングはちょっと地味すぎると思うんですが、多機能だし背負い心地はグレゴリーに次ぐ良さだと思います。荷物も他のメーカーより入る気がします。背面調整は大きなベルクロを面でバリバリっと無段階で調整できますが、調整幅はちょっと少なめ。ポケットに使われている伸縮性のあるメッシュは抜群に使いやすいです。バリアントは仲間内で使っている人にも高評価。というかオスプレー利用率高いです。新しいホーネットシリーズはめちゃ軽量。


マムート、バーグハウス、タトンカ、マーモット、ロウアルパインなどはまた別の機会に。