ハイキング三頭山
このところの週末毎の登山。今週はヨメが一切経山を希望し、面白そうだとは思ったのだがちょっと現地までが遠すぎるので今回はやめ。それに先週の乾徳山がヘビーだったので、今週はもっと気軽な短いコースにしようと思ったのと、以前自転車で武蔵五日市近辺の秋川渓谷を走っていたので身近に感じた理由という理由から、奥多摩の三頭山に決定。
7時半頃家を出て、立川から青梅線に乗り換え。拝島で武蔵五日市に行く前半分と奥多摩に向かう後ろ半分に車両が切り離されるのだが、それを途中で知った乗客が前に後ろにあわててホームを疾走する姿がちょっと面白い。登山の格好をした小さなおばさんがものすごい勢いで走っていく姿は、よそではそうそう見られない。もう一つ面白かったのは、拝島を過ぎると電車のドアが自動開閉じゃなくなること。みんな地元の人たちはさりげなく扉脇の「開」ボタンを押して自分で扉を開けていた。ドアを全部開閉する電力をセーブしているってことなんだろうか。
8時48分、武蔵五日市駅に到着。数馬行きのバスにだけ、あっという間に列が出来る。1時間のバス旅、座れるのか? と不安がよぎる。

悲しいことにちょうどオレら夫婦だけ吊革がお友達。やっぱり電車を下りて悠長に便座に座っていたのが敗因だな。
とにかくバス出発。くねくねの山道は吊革に捕まってないと危ない。おまけに運転もあまり上手じゃないようで、シフトチェンジのショックがでかい。
途中で浅間嶺あたりに行くらしい登山客が数名が下車。道のり半分くらいで乗客全員座れる形になった。
こういう席取り合戦って我ながらちょっと浅ましい感じがしてしまう。50代くらいのおじさんがたちが、座れているにもかかわらず、空いた席のほうが足が伸ばせそうとかちょっとでも快適そうだと思ってか、わざわざ移動してしまう。
ペアシートが空いたときに、オレら夫婦が座ろうとしたら、優先席にいたおっさんと後ろにいた別々のおっさんが、ささっとそこに座ってしまったことがあった。明らかに立ってるオレたちが座ろうと動いているのにだ。とりあえず優先席が空いたので、ヨメがそこに座り、また席が空けばオレが座ろうと思っていたら、移動してきたおっさんたちの後ろのペアシートがまたひとつ空いた。
結局ペアシートにオレが一人で悠々と座れてしまった。面白いのは、その空いたペアシートはさっきあわてて席を移動したおじさんの一人が座っていたシートなのだ。おじさん、さっき移動せずに座ってれば隣の若者が先に降りて行ったのにね。
おじさん2人は、結局窮屈に男二人で膝をそろえたまま、終点数馬に到着した。
電車で端の席が空くと、わざわざ真ん中からそこに移動してくるってのはどういう心理なのか。なんだか見ていてちょっとイラっとするのはオレだけ?
数馬からは都民の森まで無料のシャトルバスに乗り換える。早速乗り換えた先でも席を確保しようとおばちゃんたちが、バスの運転手に「どこで並んでたらいいの?」と焦っている。15分くらいなんだから別にいいだろと思ってたけれど、やっぱり老人には少しでも登山前に足を使いたくないっていう気持ちがあるんだろう。
こういうところは若い人たちほどお行儀がいいと思う。オレもそうありたい。そもそも1時間バスで立ってたからって登山にはそんなに影響ないだろう。もっと激しい上り下りをするんだから。
数馬のバス停からぐいっと峠道を上がっていくが、その間の自転車の量がすごかった。どんなのに乗ってるんだろうとバスから覗くのが楽しい。オレもいつか自転車できてみたいが、武蔵五日市の駅からだと標高で800mほどを登る一方なんだから、かなりきつそう。
都民の森に到着すると、まず靴を縛ったりして準備開始。その間もあちこちで止まってる自転車に目がいって仕方ない。
(あ、BMCのPro Machineだ! 初めて見た! かっこいい!!)
(アンカーって意外に多いな! あ! これRHM9SLじゃん! すげ~!!)
(クロモリって多いんだな。このコルナゴのクロモリ、エレガントだなあ)
などと気を散らせてると、なんと登山靴の紐のフックがブツっと取れてしまった。
「え~~~! まだ4回目なのに!!」
不良品じゃねえのか、石○スポーツめ!と悪態をつきながらもなんとか靴を縛り終えた。
売店の入り口に山バッジ発見! 谷川岳でも乾徳山でもバッジを買えなかったので買えるうちに買っておこうと早速購入。480円也。
10時半、登山開始。今回のコースは一番楽な、都民の森~大滝~三頭山山頂~鞘口峠~都民の森のピクニックコース。森林館の脇を左に回って大滝方面に登り始めた。

登山道は木片が敷き詰められていてフカフカでとても歩きやすい。昼前の明るい太陽でほんとピクニック気分。
しかしちぎれたフックのせいで靴の固定が悪いのか、新しい靴下が悪いのか、今までなかった痛みが出てきた。なんども縛り方を工夫し、道がいいうちに安定させねばとプチイライラ。
すぐに滝に出る。滝近辺にはお弁当を広げる(もう!?)家族がありました。

滝へ流れ込む沢づたいの道は、ブナ林の明るさも相まって涼しくて快適。『気持ちいい山』のひとつの姿。

乾徳山にいったとき、やたらと足下をジブリのアニメに出てくるような、毛玉にながーい脚のある虫がゆらゆらと歩いていて、なんて言う蜘蛛なんだろうとあとで調べてみて、ザトウムシというダニの一種だと知った。そのザトウムシがこの山でも登山道をユラユラと歩いていた。ただし乾徳山で見たのは、体がオレンジで脚が黒いデザインだったのが、三頭山にはいくつかのデザインがいた。脚の関節ごとが白くなっているやつ、ひたすら真っ黒なやつなど。蜘蛛だと思ってるうちはそうでもなかったのに、ダニだと思うとちょっと気色悪い。生き物差別はイカンです。

どんどん沢伝いに登っていく。涼しい。

沢から離れると次第に道も狭くなり、登山道らしくなっていくが、三頭山全体に言えるのは、かなり登山道が整備されていること。
あとこの山はトレイルランナーがとても多い気がした。高尾山はゆるすぎるのか、ここはやけに熊鈴を提げて走りまわるグループが多かった。

そうしているうちに三頭山山頂(西峰)に到着。山頂からの眺めの写真です。うーっすらと富士山の山頂が写ってます。うちのベランダから見える富士山よりは大きい・・・気がする。
山頂はひらけてはいないけど弁当拡げる程度のスペースは豊富で、あちこちでおにぎりにかじり付くカップルや家族がいた。オレたちも常備しているウレタンマットを敷いて昼食。唐揚げとかこういう弁当には最高にうまいね。
三頭山には西、中央、東の3つの山頂がある。山頂って一番高いものを言うんじゃないのかと思うのだが、双耳峰とかいう言葉があるように、二つや三つの山頂が地学的にあるんだろう。よくしらんけど。
で、ルート上にある中央、東を踏んで下山コースに入る。

登りで使った大滝コースは比較的乾燥した歩きやすい道だったが、鞘口峠と山頂を結ぶルートは道がぬかるんでいるところが多く滑りやすい。急降下する岩場も少なくないが、短距離で同じ標高を移動するわけだから当然か。

鞘口峠を越えると急に里山っぽい感じになり、明るさ倍増。

登山道が終わるところに炭焼き小屋。
でもって14時ころ、都民の森に到着。ソフトクリームを舐めるヨメ、キリンレモンをのみながら自転車をじろじろと眺めるオレ。
(あ! オルベアのオルカだ! 白いヤツなんて初めて見た! うわー触ってみてえ~)
(チームジャージか。なんかかっこいいなあ)
14時18分、数馬へ向けてバス発車。降りたらすぐに奥多摩の秘湯・蛇の目温泉たから荘まで徒歩3分。茅葺きの古民家を温泉宿にしている歴史あるところ。
入湯料1,000円は安くないけど、続けてほしいってことで心付けの意味でも気持ちよくお支払い。


男湯は客がいたので、ヨメが撮った女湯です。窓の下は秋川の渓流。
ぬるめの湯でとても気持ちよかったです。
数馬のバス停から武蔵五日市駅まで渋滞で予定の電車には乗れず、自宅についたのは18時半。まあ明るいうちに帰れたってことでOKです。
しかし奥多摩、足がないと異様に時間がかかるので、なかなか大変です。でも少ない道が渋滞したら逃げ場もないし、電車で寝られると思うと一長一短だな。うちからだとちょっと時間がかかるけど、いい山でした。
三頭山 西峰(1,527m)・中央峰(1,531m)・東峰(1,528m)
交通費 一人往復2,820円
7時半頃家を出て、立川から青梅線に乗り換え。拝島で武蔵五日市に行く前半分と奥多摩に向かう後ろ半分に車両が切り離されるのだが、それを途中で知った乗客が前に後ろにあわててホームを疾走する姿がちょっと面白い。登山の格好をした小さなおばさんがものすごい勢いで走っていく姿は、よそではそうそう見られない。もう一つ面白かったのは、拝島を過ぎると電車のドアが自動開閉じゃなくなること。みんな地元の人たちはさりげなく扉脇の「開」ボタンを押して自分で扉を開けていた。ドアを全部開閉する電力をセーブしているってことなんだろうか。
8時48分、武蔵五日市駅に到着。数馬行きのバスにだけ、あっという間に列が出来る。1時間のバス旅、座れるのか? と不安がよぎる。

悲しいことにちょうどオレら夫婦だけ吊革がお友達。やっぱり電車を下りて悠長に便座に座っていたのが敗因だな。
とにかくバス出発。くねくねの山道は吊革に捕まってないと危ない。おまけに運転もあまり上手じゃないようで、シフトチェンジのショックがでかい。
途中で浅間嶺あたりに行くらしい登山客が数名が下車。道のり半分くらいで乗客全員座れる形になった。
こういう席取り合戦って我ながらちょっと浅ましい感じがしてしまう。50代くらいのおじさんがたちが、座れているにもかかわらず、空いた席のほうが足が伸ばせそうとかちょっとでも快適そうだと思ってか、わざわざ移動してしまう。
ペアシートが空いたときに、オレら夫婦が座ろうとしたら、優先席にいたおっさんと後ろにいた別々のおっさんが、ささっとそこに座ってしまったことがあった。明らかに立ってるオレたちが座ろうと動いているのにだ。とりあえず優先席が空いたので、ヨメがそこに座り、また席が空けばオレが座ろうと思っていたら、移動してきたおっさんたちの後ろのペアシートがまたひとつ空いた。
結局ペアシートにオレが一人で悠々と座れてしまった。面白いのは、その空いたペアシートはさっきあわてて席を移動したおじさんの一人が座っていたシートなのだ。おじさん、さっき移動せずに座ってれば隣の若者が先に降りて行ったのにね。
おじさん2人は、結局窮屈に男二人で膝をそろえたまま、終点数馬に到着した。
電車で端の席が空くと、わざわざ真ん中からそこに移動してくるってのはどういう心理なのか。なんだか見ていてちょっとイラっとするのはオレだけ?
数馬からは都民の森まで無料のシャトルバスに乗り換える。早速乗り換えた先でも席を確保しようとおばちゃんたちが、バスの運転手に「どこで並んでたらいいの?」と焦っている。15分くらいなんだから別にいいだろと思ってたけれど、やっぱり老人には少しでも登山前に足を使いたくないっていう気持ちがあるんだろう。
こういうところは若い人たちほどお行儀がいいと思う。オレもそうありたい。そもそも1時間バスで立ってたからって登山にはそんなに影響ないだろう。もっと激しい上り下りをするんだから。
数馬のバス停からぐいっと峠道を上がっていくが、その間の自転車の量がすごかった。どんなのに乗ってるんだろうとバスから覗くのが楽しい。オレもいつか自転車できてみたいが、武蔵五日市の駅からだと標高で800mほどを登る一方なんだから、かなりきつそう。
都民の森に到着すると、まず靴を縛ったりして準備開始。その間もあちこちで止まってる自転車に目がいって仕方ない。
(あ、BMCのPro Machineだ! 初めて見た! かっこいい!!)
(アンカーって意外に多いな! あ! これRHM9SLじゃん! すげ~!!)
(クロモリって多いんだな。このコルナゴのクロモリ、エレガントだなあ)
などと気を散らせてると、なんと登山靴の紐のフックがブツっと取れてしまった。
「え~~~! まだ4回目なのに!!」
不良品じゃねえのか、石○スポーツめ!と悪態をつきながらもなんとか靴を縛り終えた。
売店の入り口に山バッジ発見! 谷川岳でも乾徳山でもバッジを買えなかったので買えるうちに買っておこうと早速購入。480円也。
10時半、登山開始。今回のコースは一番楽な、都民の森~大滝~三頭山山頂~鞘口峠~都民の森のピクニックコース。森林館の脇を左に回って大滝方面に登り始めた。

登山道は木片が敷き詰められていてフカフカでとても歩きやすい。昼前の明るい太陽でほんとピクニック気分。
しかしちぎれたフックのせいで靴の固定が悪いのか、新しい靴下が悪いのか、今までなかった痛みが出てきた。なんども縛り方を工夫し、道がいいうちに安定させねばとプチイライラ。
すぐに滝に出る。滝近辺にはお弁当を広げる(もう!?)家族がありました。

滝へ流れ込む沢づたいの道は、ブナ林の明るさも相まって涼しくて快適。『気持ちいい山』のひとつの姿。

乾徳山にいったとき、やたらと足下をジブリのアニメに出てくるような、毛玉にながーい脚のある虫がゆらゆらと歩いていて、なんて言う蜘蛛なんだろうとあとで調べてみて、ザトウムシというダニの一種だと知った。そのザトウムシがこの山でも登山道をユラユラと歩いていた。ただし乾徳山で見たのは、体がオレンジで脚が黒いデザインだったのが、三頭山にはいくつかのデザインがいた。脚の関節ごとが白くなっているやつ、ひたすら真っ黒なやつなど。蜘蛛だと思ってるうちはそうでもなかったのに、ダニだと思うとちょっと気色悪い。生き物差別はイカンです。

どんどん沢伝いに登っていく。涼しい。

沢から離れると次第に道も狭くなり、登山道らしくなっていくが、三頭山全体に言えるのは、かなり登山道が整備されていること。
あとこの山はトレイルランナーがとても多い気がした。高尾山はゆるすぎるのか、ここはやけに熊鈴を提げて走りまわるグループが多かった。

そうしているうちに三頭山山頂(西峰)に到着。山頂からの眺めの写真です。うーっすらと富士山の山頂が写ってます。うちのベランダから見える富士山よりは大きい・・・気がする。
山頂はひらけてはいないけど弁当拡げる程度のスペースは豊富で、あちこちでおにぎりにかじり付くカップルや家族がいた。オレたちも常備しているウレタンマットを敷いて昼食。唐揚げとかこういう弁当には最高にうまいね。
三頭山には西、中央、東の3つの山頂がある。山頂って一番高いものを言うんじゃないのかと思うのだが、双耳峰とかいう言葉があるように、二つや三つの山頂が地学的にあるんだろう。よくしらんけど。
で、ルート上にある中央、東を踏んで下山コースに入る。

登りで使った大滝コースは比較的乾燥した歩きやすい道だったが、鞘口峠と山頂を結ぶルートは道がぬかるんでいるところが多く滑りやすい。急降下する岩場も少なくないが、短距離で同じ標高を移動するわけだから当然か。

鞘口峠を越えると急に里山っぽい感じになり、明るさ倍増。

登山道が終わるところに炭焼き小屋。
でもって14時ころ、都民の森に到着。ソフトクリームを舐めるヨメ、キリンレモンをのみながら自転車をじろじろと眺めるオレ。
(あ! オルベアのオルカだ! 白いヤツなんて初めて見た! うわー触ってみてえ~)
(チームジャージか。なんかかっこいいなあ)
14時18分、数馬へ向けてバス発車。降りたらすぐに奥多摩の秘湯・蛇の目温泉たから荘まで徒歩3分。茅葺きの古民家を温泉宿にしている歴史あるところ。
入湯料1,000円は安くないけど、続けてほしいってことで心付けの意味でも気持ちよくお支払い。


男湯は客がいたので、ヨメが撮った女湯です。窓の下は秋川の渓流。
ぬるめの湯でとても気持ちよかったです。
数馬のバス停から武蔵五日市駅まで渋滞で予定の電車には乗れず、自宅についたのは18時半。まあ明るいうちに帰れたってことでOKです。
しかし奥多摩、足がないと異様に時間がかかるので、なかなか大変です。でも少ない道が渋滞したら逃げ場もないし、電車で寝られると思うと一長一短だな。うちからだとちょっと時間がかかるけど、いい山でした。
三頭山 西峰(1,527m)・中央峰(1,531m)・東峰(1,528m)
交通費 一人往復2,820円