先日、石徹白から銚子ヶ峰まで白山清掃登山に参加してきました。
この活動は、もともと石徹白地区の方々が登山道の整備のため毎年草刈りを行っていましたが、人手が少なくなったためボランティアの協力を得て、行うようになったそうです。
登山口にはこんなマットが設置してありました。
これは、外来植物であるオオバコなどの侵入を防ぐためで、登山靴に付いた植物を除去してから登山開始!
こんな、かわいらしい植物を発見!
一緒に登った方に教えてもらいましたが、タマゴダケだそうです。
色合いからいって、いかにも毒キノコのような感じがしますが・・・
帰ってから調べてみると、食べられるそう。
今回は環境省、環白山保護利用管理協会の方も来られて、オオバコの除去作業を行いました。
神鳩ノ宮避難小屋で環境省の方からオオバコ除去の説明を受けました。
外来種のオオバコが侵入してくると、白山固有のオオバコと混ざり、白山の生態系がくずれてしまうので、本来の白山の生態系を守っていこうということで行われました。
小屋の周りにはびこっていたオオバコを、みんなで除去すると、1時間もたたないうちにほぼ取り除いてしまいました。
このオオバコは、きれいなものはオオバコ茶にするそうです。
今回は、石徹白地区の多くの方々がスタッフとして参加されたり、裏方としてお茶を提供していただいたりして、地元の山、登山道をきれいにして、守っていこうという意識を感じました。
また、遠方からも清掃登山に参加され、石徹白地区内外含めて総勢100名ほどの方が参加され、登山道を守っていこうという活動が広がっていることを実感しました。