春うらら~
先日、地域づくりコーディネーター研修に参加してきました。
(主催:森林文化アカデミー)
インタープリテーションと地元学のフィールドワークで、
曽代を歩きます
体がウキウキ、嬉しがっています、
研修中なんてことは、どっかいっちゃう程の散歩日より
芽吹く草木、野草、春の芳しい香りが漂ってきます
美濃にはこんなところもあったんですね
梅に菜の花、
道端からはつくしさんたちがこんにちは
こうやって五感を使って感じ取るのもフィールドワークの内なんですよね
人の手が入った風景のうつくしさがいたる所に!
慈しんで、ここで暮らしている
それが、よく伝わってくる風景、そんな感じ
歩いていて、とても気持ち良い
研修中、わたしが「ふむふむ」とか「おぉー」
と感じた『ことば』たちをご紹介
人の営みを通して自然(農家・林家・漁家)は守られる
いつまでもよそもので、よそのことをやっていたら、
誰も幸せになれない
大切なのは自分の生き方を自分が生きる、この場所です
自分たちのものさしで
コウド行って洗ってくる
(コウド→曽代用水)
ほけほけやで~
(つくしの頭が開きはじめ、食べごろを逸すこと)
野草取るには、根っこは残しといてな
(全部取ってしまうと、来年は生えてこないよ)
山栗の上の方は、全部猿にやってあげとる、
あの子たちも生きていかなーいけんしな
(獣を思う共存の気持ち)
そこで生きている人たちの言葉は力強く、ストレートに心に入ってきます、
きっと、現状をしっかりと受け止めて、
今を大事に生きている人たちのお言葉だからなのでしょうか、
なんて考えたりします
そしてコレ、
研修のラストに、地元学の福井隆先生が
地元の方、参加者全員に向けておっしゃったお言葉
ゆっくり、ゆっくり
焦らず、じっぐり、取り組んでいってください、と
誰もすぐには言葉を発しませんでした
皆思い思いに、この言葉をかみ締めていたのではないでしょうか
まさに、「地元力!」という名のエネルギー
を頂いたような二日間でした