前回(https://ameblo.jp/odsklovelog/entry-12504581920.html)の続き
セトリを見れば一目瞭然の、今までのすべてをぶつけたステージだった。順に感想を。
また来年も立とう。
ロッキン会場に着いたヲタクは、寝ていないのだった。
会場に着くと今まで体験したことの無いほどの数の人が並んでいて、
「これ全部娘。来るとか優勝やん」と予感していた。
予感はこの後現実となる。
やたら遠いGRASS STAGEに行くとNさんという方がテントを建てており、神神神と荷物を置かせてもらった。
上野のコインロッカーいらんかったやんけ。
Sさんから前夜意味深なリプが来ていたが、予想に反し宿はあった様子。
8:30にGRASS STAGEに行き上手側の神位置を陣取ると、率直にこう思った。
「少なくね……？」
もちろんまだまだ早い時間だとは分かっていたが、これは緊張の裏返しでもあったろう。
曇り空のために暑さはそれほどでも無かったが、とにかく緊張していた。
スタッフのお姉さんのマイクチェックの声がめっちゃいいなと思いながら待つこと2時間。ジェラジェラみたいなBGMが一瞬流れて沸くヲタクの前に、スタッフの方が前に出てきた。
僕「誰や……」周り「フゥー！」
主催者の渋谷陽一さんだった。彼の前説がアツかった。
「(昨年のロッキンの話)何がすごかったかと言えば、彼女たちはロックフェスだからってロック仕様になった訳ではなくて、いつも通りのパフォーマンスをいつも通りにやってあれだけの熱狂を繰り広げてくれた。今日集まった人たちはこの巨大なGRASS STAGEに来たモーニング娘。を何とか勝たせにきた人たち。彼女たちの勝利を目撃したい人たち。勝たせたいじゃないですか。大きな声援で迎えてください！モーニング娘。'19！」
ヲタク「しぶやー！よういちー！」
そして伝説のステージが幕を開けた。
セットリスト
1.みかん
小田ちゃんいる！小田ちゃんがいるよ！モーニング娘。が11人いる！と沸きたいヲタクもイントロで一瞬で上書きされてしまった。来るだろう(来い)と思っていたがまさかどしょっぱつからとは思わなかった。「人間皆好きになれ人生は一回」6万人がこぶしを掲げたあの空間は紛れもなくモーニング娘。がGRASS STAGEに勝った瞬間だった。
2.気まぐれプリンセス
ここ数年の娘。人気の何割かは気まプリのまーちゃんだと思っている。イントロでとにかく嬉しかった。まーちゃんのパフォーマンスもさることながら、みかんで何故かソロパートなのに抜かれなかった小田ちゃんがここでアップになり、ヲタクは最高潮に達した。(2曲目)
「好きなように絡んで」小田ちゃんが聴けて大満足した。
隣の女ヲタがめっちゃキャーキャー言ってたのも印象深い。
3.I surrender 愛されど愛
僕は1曲目だと思っていたこの曲。近年では一番ロックだと思う。後にメンバーもこの曲を推してセトリに入れてくれたことを知る。やっぱりどこかで繋がってんだよ。(ぱいぱいでか美さん風)
あかねちんの「ありえない」で動物園と化したGRASS STAGEには、めったに跳ばないのに跳びまくり膝を負傷したヲタクの姿があった。
4.恋愛レボリューション21(updated)
イントロで既に(さくらコールできるさくらコールできる)と沸いたヲタクはここでもよっしゃあ！と叫んでいた。結局14曲ともよっしゃあと叫んだが。
updatedなのに振り付けは昔版と、もはやモーニング娘。って無限じゃんと思いました。
日本人の9割は歌えるだろうこの曲。流れてきたレポで道行く人が口ずさんでいたというのを見て、すごく嬉しかった。モーニング娘。は国民的アイドルです。
「この星は」＼さくら！／「美しい」＼みずき！／
最高に楽しかった。
5.シャボン玉
セトリに来るだろうけど小田ちゃんの首が心配……と言っていたヲタクたち。イントロで嬉しくも心配には若干なった。
「愛する人は」＼みずきだけー！／のコールが死ぬほど大きくて楽しくて嬉しくて、やっぱりどんなときも声出して楽しむのが大事なんだと思った。毎回のコンサートでも頑張ろ。
6.ザ☆ピ～ス！
イントロでお昼ご飯のことしか考えてないヲタク。選挙もあってこの曲も少し話題に出たし、必ず来るだろう曲だった。やっぱり、20年は伊達じゃないよね。
「お昼ご飯何食べたんだろう？」＼まだだよ！／
みんなお昼ご飯は叫ぼう。
ウォウウォウ ウォウウォウ ハアハアハ！のところがあんなに楽しかったのは初めてだった。小田ちゃんの全力笑顔が目に焼き付いている。
あと跳びすぎて隣のヲタクが消えてしまったのでめっちゃスペースが空いた。これが今回のハイライトとなる。
7.泡沫サタデーナイト！
ザ☆ピ～ス！の終わりから一瞬で「ｳｰﾀｶｯﾀ!」言えたのは日頃の訓練の賜物か。確かに泡沫も世間にバズってたなあと思い出した。
スペースが確保された僕は泡沫サビを全身全霊で踊り狂った。3年間の蓄積が生きていた。あんなに気持ちのいい振りコピはない。どうか映像に晒されてませんように。(映像化はしてね)
8.LOVEマシーン(updated)
言わずと知れたモーニング娘。最大のヒット曲。絶対テントの人も道行く人も口ずさんだやん。こういう曲があることに小田ちゃん共々感謝。
テンションの上がりすぎたヲタクはふくちゃんの「み・だ・ら」で＼ﾐ!ｽﾞ!ｷ!ｨ～／と叫んでいた。これは叩かれる。
ラブマがきたからあと少しなんかな～と思っていた。
ふくちゃん「ここからは後半戦！」
僕ら「うおおおお！」(嘘やろ？)
9.One・Two・Three(updated)
限界すぎてほとんど記憶が無い。
モニターで時々後ろの様子を確認しつつ、これだけの人数が123で跳んでるのが嬉しかった。
10.青春night
小田ちゃんの煽りでイェー！と言えたのが最高。やっぱり小田ちゃんがいないと。
振り付けが昔バージョンのアレンジみたいになっていて、違いのわかるヲタクたちが沸いてたことに沸いた。
こんな短い中でも歴史を感じさせてくれるモーニング娘。はやっぱり最高だな
11.Are you Happy？
青春nightの余韻に完全に浸っていたにも関わらず「Are you Happy？」＼ヨウ！／と跳べたのは日頃の訓練の(ry
Sさんも言っていたが、今日のために仕上げてきた実感があった。
まりあはやっぱり強い
12.わがまま 気のまま 愛のジョーク
6万人の「愛されたい」
このフレーズが頭に浮かんでワクワクが止まらなかった
ふくちゃんの「声出していくよ！」に一年越しで私信を受け、全力コールをしたヲタク。
セトリもヲタクの体力も終わりが近かった。
13.What is LOVE？
何が愛か？
モーニング娘。が愛です。
と誇りをもって言えるパフォーマンスだった。
ヲタクの体力は0になった。
太陽さんはすっかりニコニコさん(まおぴん風)で、佐藤優樹さんが太陽を呼んだというSさんの言にはエモいと唸らされた。
ふくちゃんが終わりを告げると6万人の＼えぇー！／が沸き起こり、これもまたアイドル文化と楽しくなった。
そしてラスト
14.ここにいるぜぇ！
モーニング娘。ここにあり。
オワコンとかまだやってたのとか他のグループがどうのこうのとか黄金期だとかなんとかなんとか
全部ぶっ飛ばすモーニング娘。'19。
モーニング娘。は「ここ」にいる。だから関係ない！
「歌は国境超えてどこまでも続くよ」
少なくともこのロッキン会場にはどこまでも響くモーニング娘。がいた。
最高でした。
すべてが終わり酸欠に陥ったヲタクは「娘。最高！コール」が全然出来なかったが、後ろから声が巻き起こり結果大合唱となった。
娘。最高。この一言に尽きる。
圧巻のパフォーマンスでした。
お客様ご自身のパフォーマンス後に死に体の僕は700円の梅ジュースを3秒で飲み干し、いろはすとポカリを脇に挟み、物言わぬ屍と化した。
Sさんの帰宅劇とかNGさんと会えなかったとかOBさんとばったり遭遇とかP君の「好きだ」に笑ったりとかYさんの「僕はほまれちゃん！」に笑ったりとかキュウソネコカミさんのMCに沸いたりとかとにかくとにかく楽しくて最高で最強の一日だった。
モーニング娘。ありがとう。
小田ちゃんありがとう。
ここまて連れてきてくれてありがとう。
