~ゆるやかな時の中で~

~ゆるやかな時の中で~

宝塚、ミュージカル、芝居が大好きです。一応専門はクラシック音楽でもあります(笑)

観劇感想ブログ、楽天ブログに書いたものを貼ります~♪

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読売大手町ホールでミュージカル「AGATHA」を観劇しました。
主演は花總まりさん。そしてこの日は「花の会」(ファンクラブ)貸し切り公演!


私は観劇マニアと自称してきたけど、最近はめっきり回数が減りました。
1つは、若い頃オペラが高くてミュージカルを見だしたという経緯があるけど、今度はミュージカルのチケット代の高騰。
もう1つは、原点のクラシックに回帰しようと思っているのと、さらに「鬼滅の刃」にドはまりしていること(←これか)。
それでも、花總まりさんの公演は観劇しています。

~~ネタバレ~~
(まだ公演が残っているので念のためスマイル

前作の「破果(パグァ)」に続き、韓国ミュージカルが続いているまりちゃん。
今回は、アガサ・クリスティ役!
アガサはかつて11日間失踪したという事実があり、それを物語にしたもの。
ミステリーの女王の話しだし、これは脚本にも腕が鳴る!失踪した事実はあっても真実は誰にも分からないからだ。
9名の実力者の役者だけによる舞台。主役を張れる人たちが、時にはアンサンブル、時には軽快なダンスを!
現在、過去、現在の時間軸。
最初は老年のアガサ。
人気作家レイモンド(渡邉蒼さん)が諸問題に直面し、失われた過去の記憶を取り戻すためにアガサを訪れる。少年だった彼は、アガサの失踪時、そこにいたのだ。
過去。
アガサはティータイムの後に、失踪する。
夫のアーチボルト(上原理生さん)との仲は冷えている。
ってか、秘書のナンシー(内田未来さん)と浮気している。史実らしい。
ベス(保坂知寿さん)は長年使えるメイド。
ニューマン(東山光明さん)は商業主義的な編集長。
ポール(原田優一さん)はゴシップ記者。
エリック(丸山泰右さん)は失踪事件を担当する刑事。
ロイ(黒羽麻璃央さん)は、失踪中アガサとともにいた謎の青年。

ふむ。
まあ1回観ただけじゃよく分からないねー大笑い的な物語。
が、1度しか観劇機会がなかったのでそこから考えていく。
結局は、11日間の失踪期間中に描かれていたロイとの日々は、アガサの脳内の出来事だった。
ロイは存在しない。
でも、ずっとアガサの中に存在していた人、という感じだろうか。
つまり、今話題のVIVANTのFみたいな?!(←違うだろ。)
ためらいなく毒の話ができて(アガサは看護経験から毒の知識あり)、殺人の話ができて、トリックの話ができて。でも、相容れなかったのは、人間模様や感情の機微を書きたかったアガサに対して、ロイは劇的な物語を望んだ。
それは、求められるアガサの作風と、アガサが書きたい作風との戦い、さらに、夫に求められる妻としての役割(殺人を書くなんて、毒に詳しいなんて、俺より名声がある作家だなんて)との葛藤。
結局旦那は浮気してるし(りおー!!怒ってる←とばっちり)、所詮いつの時代も女性が求められるのは男性に寄り添うこと。男の嫉妬は女の嫉妬より面倒くさいと思うのは私だけ?
様々な人間関係が交錯して、どれが本当で、どれが想像で、どれが妄想で・・・そういうのは、観客が自分で想像するしかないんじゃないか。
なんにせよ、アガサは苦しんでいる。
レイモンドは少年のあどけなさと残酷さでがんがんアガサの心の中に気づかないうちにふみこんでいく。
そして巻き込まれる。

むん。
韓国ミュージカルを見たことはないのだが、物語のクライマックスで流れる音楽、照明、すべての演出がとても・・・なんというか派手で、それが韓国っぽいな、と。
日本だともっと別の表現をする(静かな中にすごみあり見たいな)ような気がした。
それはそれで面白いし、韓国は教育機関がしっかりしているようで役者のレベルがとても高いと言われているので、そんな土壌でできたミュージカルだから劇的なんだろうな、とも思った。
いろいろな謎はすべて解き明かされていない(わかりやすく説明されていない)けれど、それはそれで、観客が想像する余地を残していて面白い。
最近は何もかもきっちり説明されないと理解できない人もいるようで、そんなSNS感想も見るが、観客側も持っている知識を使って想像しながら観るのが以前は当たり前だった気がするが、時代の流れか?
まあ、私でも「??よく分からん!」って感想書いた舞台もあったけど(笑)

カーテンコールは写真オッケー!!




花の会貸し切り公演だから、花ちゃんの挨拶あり。
その際、麻璃央君が出てきて、ちょっとおしゃべりして、まりちゃんと観客の、舞台からの集合写真を撮ってくれましたスマイル
やっぱり舞台はいいなあ~。楽しいひとときでしたハート

 

久々の更新です。

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いきなりネタバレですので未見の人はお気をつけください。


宇宙戦艦ヤマト ヤマトよ永遠に

いやあああああ、そうか、全部嘘(偽物)だったのか!!
・・・と言うのはラストシーンと真田さんの言葉からの私の予想である。
引きからの地球上のひび割れ、サーシャの「ここは違うのよ・・・」の言葉、真田さんの、斉藤の子孫を見ながらの「すべてを疑わなければ・・・」の言葉・・・。

ヤマトが迷い込んだ令和8年7月の地球は、マザーによって作られた地球!
なんじゃないかな?
どこかの次元のはざま?
ってことは、木星空域の時空結節点も本当は存在しなくて、デザリアムは地球の未来じゃなくて、本当の狙いは重核子爆弾で地球人を滅ぼして、旧作通りなら体を手に入れる、違うなら、体をほろばして脳を手にいれる?
だとしたらまわりくどいよね、さっさと手に入れられる力があるのだから。
スカルダートの「せっかくここまでてなずけたのに贄にするか」の意味は?デザリアムは、結局何を手に入れたいのかな?
古代文明アケーリアスの復活?
そのまんま完結編に突入するのかな?というか、完結編まで新作やるのかな?
水惑星・・・クィーンオブアクエリアスの下敷き持ってた。小学生の頃の思い出だ。
暗黒星雲とか、旧作に出てきた名前は出てこないのかな。

3199年の世界は、ない、のだろう。
新見さんが年を取っていない。
となるとサーシャは?
2歳のまま、記憶をプログラムされて、体はアルフォンと同じような精神転送できるようなもの?
スターシャの「返して」は、サーシャの体と記憶?

すべてが、嘘。
マザーの正体は?もしかして、実態のないAIだったりして。
AIとは思わずにAIに支配されている世界、福井さん(総監督)なら書きそうだ。
銀河鉄道999に少し違うけどそんな話があったような。
スカルダートだけが知っている?

むん。
南部父の言い分は?
北野兄は・・・なんかフラグ立ってる。
それにしてもサーシャのデザリアム衣装の似合わなさよ。
デスラー、さすがお目が高い。
多分最後デスラーも出てくるだろうな、出ないと怒ります。

そうだ、やはり新作の雪はかっこいいし軍服がよく似合うし一番男らしい。
今作は古代君がずっと鬱で前半見ていてかなりきつかったわ。
福井さん精神世界にいきすぎじゃない?と思っていたけど、ラストをどうヤマトらしくしてくれるか。
今回、銀河の復活でやっと血湧き心躍ったよね。
これぞヤマト!という感じ。戦艦銀河だけど。
アルフォン・・・かっこいい。かっこいいとは罪だ。それだけで許される(←え)。
神崎さん・・・そろそろお別れか。藤堂さんは生き残るだろうな。
山南さん、新作でいい役になった。新作では生き残ってほしい。
あと土門も、結局生き残るのかな、旧作のような無駄遣いはしないと福井さん言っていたし。
揚羽は?ルダ・シャルバートいないけど、生き残るかな。
まあ、島君も、ヤマト2のようなテレサとのつながりはなかったからね。声優の鈴村さんががっかりしていたと聞いたことがある(笑)

随所に旧作の音楽が聞こえてくる。
それがまた心を締め付ける。音楽の力は偉大だ。

アルフォンと雪の別れをどう描く?
サーシャはどうなる?
藤堂妹は?北野兄とはお互い大切な人だと思っているのだが。
真琴ちゃんの「あんた愛されたことないの?」はきつい言葉だ。もし、愛を知っているのだとすれば。

2202から、かなり精神世界的な話になってきて、少し難しい。
エヴァンゲリオンっぽという人もいるが、エヴァを見たことがないから分からない。
2202は好きだったけど、大人じゃないときつい内容な気がする。
まあ、ヤマトのファンは・・・私含め、結構高齢だろうし(ー▽ー)、いいのかな。

そうだ、最後に皆さんでご唱和ください。
せーの。
・・・星名ーーーーーーー!!!
ぎゅーーーーーーーっ!!!

遅くないよ。ちゃんとゆりあは待ってたよ。

いよいよ完結。10月を待つ。

ミュージカルは最近あまり観に行っていないので、久々かもしれない。

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本日が東京公演千秋楽、まだ大阪、福岡公演があるので、ネタバレにご注意ください。

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韓国のベストセラー小説のミュージカル化、その日本versionである。
感想は、一言で言うと素晴らしかった!に尽きる。


花總まりちゃんのファンクラブ貸し切り公演は、都合で行けなかった。職場に同じくファンクラブ会員の方がいて、「この話は原作を読んだ方がいい」と原作を貸してくださった。
実は時間がなくて、最後のクライマックスの所に入る直前までで観劇日を迎えてしまった(^^;)

~~ここから先はネタバレあり~~
花總まりちゃんの役は、65歳の防疫業者、つまり、殺し屋である爪角(チョガク)。
少年時代父親を爪角に殺され、自らも殺し屋になり彼女にからむトゥが浦井健治さん。
少女だった爪角に暗殺の技術をたたきこんだリュウに武田真治さん。武田さんは、現在の爪角が出会う医師、カン博士との2役。爪角はカンにほのかな想いを感じ、その家族に胸が温かくなる思いを感じる。
防疫エージェンシーのユンが中山優馬さん。
若き日の爪角を熊谷彩春さん。
人を思う心、あたたかい感情、人間なら誰しも得たいと思う物にずっと背を向けて生きてきた爪角が、老犬の無用(ムヨン)を飼うことで心境の変化を感じ、動かなくなる体に老いを感じ、カン博士とその家族に今まで知り得なかったあたたかさを感じる。
しかし、トゥはそんな爪角にからむ。爪角はトゥが昔ターゲットとして殺した男の息子であることを知らない。トゥは、20年前に家事代行としてやってきた女が、やっかいなアレルギーの錠剤をきちんとすりつぶし、時間を守って自分に与えてくれたことを覚えている。そして、父を殺した後、「忘れて」という言葉を残して消えたことも。暗殺者になり、その女が爪角と知った後、トゥは爪角を陥れ、決戦をいどむ。
まりちゃんは宝塚時代から姫役者のイメージだったけど、ここ数年、正反対の役にチャレンジすることも多く、今回は65歳の役でアクションあり、という本人もびっくりの役。
まりさんの美しい話し声から自然に歌になっていくところがとても好きなのだけれど、今回はしゃべるのもしゃがれ声で年齢を表現している。実はワタクシ、まりちゃんとは1歳違い。昔からストイックな人だったけど、ずっと鍛錬しているのだろうな、アクションシーンもこなし、ただただ、かっこいい。
浦井君!童麿!(←鬼滅の刃から離れろ私。舞台版の童麿役なの)。いやー憎々しいほどかっこいい。
トゥの爪角への思いは、ゆがんだ愛なんだろうな。自分には優しかった女は、殺し屋だった。ずっと冷酷で冷徹であってほしかった。それなのに、老いだと?誰かにあったかい感情を持つだと?そんなこと、耐えられなかったのだろう。または、独占欲かもしれない。
トゥは、すでに心が壊れていたのだと思う。彼の目的はなんだったのだろう?爪角に思い出してもらうこと?爪角に殺されること?両方かな。果たして、彼の目的はかなう。しかし、爪角が彼を本当に思いだしたか確信しないまま、命が消える。原作ではそうだった。ミュージカルでは確信していた感じだったが。
でも原作でもミュージカルでも爪角は最後にこうつぶやく。「もう錠剤、のみこめるのかい」と。

この物語は過去と現在が行き来する。
爪角も悲惨な生い立ちだが、リュウと出会い、自分を襲った米兵を殺してしまったことから、リュウに誘われて防疫の世界へ入る。立ち上げたエージェンシーが大きくなればなるほど、自分達も命を狙われる。爪角はリュウを愛していたが、リュウには妻と赤ん坊がいた。
その妻と赤ん坊が殺さる。失意のリュウ。
原作では、2人は1度だけ結ばれる。しかし、「大切な物はもたないようにしよう」とリュウに言われる。その後、2人が襲われた時、リュウは爪角をかばって死ぬ。
ミュージカルでは、最後にリュウが爪角にいう。「あ・・・い・・・し・・・」そして息絶える。
原作にはなかったと思う。この台詞はどうなんだろう。原作と違って結ばれるシーンがなかったから入れたのかな。でも、このリュウの言葉が、ずっと爪角をしばりつけるのは確かだ。
それからリュウなしで、命の駆け引きをして生きてきた。
早くリュウの所に行きたい。
そしてカン博士の娘がトゥに誘拐され、助けるために最後の決戦に赴く。
直前に、犬の無用が死んでしまった。自分が死んだら部屋からちゃんと抜けられるようにしていたのに、爪角より先に死んでしまった。ここの歌は、悲痛で悲しかった。彼女が初めて感じた悲しさだったのかもしれない。
結果として、爪角はトゥに勝つ。
エージェンシーのユンは、原作のヘウ?日本版は結構ユンの比重が大きくなっているとのことだった。
彼が死ぬことはなかったんじゃないかな、と思うんだけどな。
最後、爪角は、ネイルサロンで爪をきれいにする。
トゥに「きれいにしたらいいのにぃ~」と言われたこと、それから、新しい出発にするために、かな。
そしてつぶやくのだ、「リュウ、まだあなたのところへ行くタイミングはきていないみたいだ」と。

武田真治さん、こんなにかっこよかったっけ?!いや、見た目がかっこいいのは分かっていたけど、本当に目力といい、リュウ!って感じ。対して、カン博士は穏やかな雰囲気をまとっていて、いやすごいなあ。ユンの中山さんも目力すごいよね。熊谷さんはフレッシュで、爪角もこんな時があったんだ、と思わせてくれる、ちゃんと現在と過去の同一人物に見えた。

原作の、老いた女性(しかも殺し屋)が主役というのも珍しいらしい。
韓国は美しくあるために整形をいとわない国と言われているけど、日本より、老いた女性は生きにくいのかな。ルッキズムとか、若い女性ほどいいとか、それは世界共通だと思うし、私も50歳台なかばにさしかかってきて、体の不自由を感じるし、職場でも当然若い女の子よりおばちゃんは扱いが(笑)みんないい人だけどさ、まあ、男性は若い女子には弱いわね(笑)
私は、年相当に美しくありたいと思っている。おばちゃんでも堂々と生きていきたい。そんな風に思えるのは、旦那が大切にしてくれて、幸せに生きているからだろう。
爪角は、65歳にして、やっと自分を大切にすることを知ったのだと思う。

原作を読んでいったので、ミュージカルにのめりこんだよね。
前回のまりちゃんの「バグダットカフェ」はまったりしていてちょっと長いと感じてしまったけど、あれも映画を見てから行ったらもっとのめりこめたのかな。
今回はとにかくあっという間に終わってしまったというくらい集中してしまった。
音楽も美しくて切なくて、心に残る。
素晴らしいミュージカルだった!