2月12日の千葉県立前期1日目、数学と理科を解きました。
分析なんて大それたことはできませんが、思ったことを書いてみようかと思います。
数学
いくつか解きにくい問題こそあれ、全体的には易しいかな。
大問2
円周角定理の逆を利用した作図の問題は、90度を書かせる問題以外は昨年度47都道府県の中には無かったと思います。
90度を書かせる問題自体は昨年度、一昨年度と連続して出題されていますが、この問題に入試前に出会えたかは運次第という印象。
大問3
昨年度までと大問3、4の位置が入れ替わりましたね。
2次関数は私立入試を簡単にしたような問題。
県立トップ校を受検する層なら私立の勉強のついでにこのレベルが解けるようになっているかと思います。
大問4
一瞬ギョッとしますが(2)までは正解したい。
(3)は12秒周期に注目する問題。優等生的な誘導がついた問題でしたが、作図同様、いつ練習するの? という疑問が残ります。
大問5
証明は誘導が分かりやすく、穴埋めも単純。(3)も基礎、と予想を裏切る展開。
時間配分に気を使って、最後まで解ききれたらよかったね。
後期では
すぐ思いつくのは、回転体、平方根や二次方程式の応用、グラフを書かせる問題、円周角か中点連結定理を利用した証明、あたりでしょうか。
理科
昨年度がえらく簡単だったので、油断していたら一気に難しくなりましたね。
フィリピン海プレート、イカの泳ぎ方、解剖バサミなどの細かい知識。
海風や、角度の計算、力の合成、遺伝の計算などの応用問題。
県立トップ校を目指す生徒でも下手したら80点切るんじゃないかな。
後期では
昨年度、一昨年度と、前期で出題されていない単元が狙われる傾向が読み取れます。
中3物理の運動・仕事、エネルギー、中2生物のヒトのからだなど、チェックしておきたい単元は多いです。
真空放電とか出るんでしょうか。地震は、出るのでしょうか。
末筆ながら、受験生の皆さんは今が正念場です。
お体に気をつけて、まだまだ頑張って下さい。