おかげさまで無事舞台「極道協奏曲」は終演致しました！
ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました！！そして関係者の皆様、ROYエンターテイメントの皆様、舞宮先生、ダンサーの皆さん、スタッフの皆様、共演者の皆様、ありがとうございました！！
本番でも稽古でも、今回の舞台を作って行く過程で、私はとても沢山の宝物を手にいれました。
最高の先輩や仲間達に出会えて、毎日刺激に溢れていて、勉強になることばかりのとても充実した日々でした。
みーんな、みーんなひっくるめて最高のメンバーなのですが、ここでは観に来てくれた方にわかるように、毎日共にした共演者の皆さんを、紹介させて下さい。
袴田幹事長役の堀田眞三さんにはとにかく勉強させて頂きました。稽古でも稽古後でも、ありがたいお話を沢山聞かせて頂き、舞台袖ではいつもお茶目に接して下さいました。
北川院長役の渡辺友子さんは女性の憧れです。芝居やダンスに出る気品や美しさはどうにか学びたいとドキドキしながらお話させて頂きました。毎日沢山差し入れもありがとうございました。
姐さん役の朱里さんはアクションや、芝居の言葉の端々に普通の女の子にはない根性が感じられて、いつも刺激を頂きました。2/8の朱里さんの試合でバックダンサーやるのでまたすぐお世話になります！
井澤役の宮下敬夫さんがいなくては私は今回絶対アクションが出来ませんでした。お忙しい中未熟な私に沢山アドバイスをして頂き、細かい所まで見て下さいました。厳しいようで、こんなに優しい方はいません。
今回、数年ぶりにお会いした宗方役の水木竜司さんはいつもかっこよかったです。別件のお仕事で休んだ翌日、皆に遅れないどころか誰よりもカッコ良くなって現場に来るのです。冗談まじりに「愛美は俺の弟子だ！」と言ってくれたこと、涙が出る程嬉しかったです。
麻里菜役の田代結香さんがいなくては絶対公演は出来ませんでした。弱音を1mmも出さずに毎日芝居でも、スタッフワークでも全体を支えて下さいました。本当は絶対無理してたのに、誰よりも強くいて下さいました。
熊谷役の水野直さんはいつも本当に周りを見てくださって、まさに人に優しく、自分に厳しくな方で、いつも気持ちを引っ張って頂き、勇気をもらいました。
坂本役のけーすけさんは、舞台上でも普段でも常に人を楽しませて生きているような方です。アドバイスも沢山頂きました。私はけーすけさんのような人になりたいです。
郷田役の松原正隆さんとペアで刑事役が出来て私は本当に嬉しかったです。視野が広くて細部まで遊び心に溢れた芝居を作られていて、勉強させて頂きました。
うわ…ここまで書いてて本当恵まれてたなって思う。長くてすみません。続けます。
あゆみ役の桜木梨奈ちゃんは、羨ましいくらい可愛くてスタイルもよくて性格も良くて芝居もダンスも出来て…いてくれて本当に良かった！でももちろん弱い部分もあって、それを素直に話してくれたこともすごく嬉しかった。
晋介役の今谷フトシさんはいつも私が緊張したり、不安な時、すぐ気づいて助けてくれました。「愛美ちゃんはいつも明るいね」って言ってくれましたが、それは今谷さんや皆のおかげです。
竜夫役の今野佑輔さんは本当に優しい人です。役作りで取れかけたパンチパーマに中途半端なヒゲで、ちょっと汚らしかったのですが、それでもいつも笑顔がすごく素敵で励まされました。
水上役の山口剛慶さんは帰り道が一緒で仲良くして下さり、色んなお話をしました。まっすぐですごく素直な方です。実は未だに下の名前の読み方がわかりません。てへ
姫子役の山本麻里央ちゃんには本当に救われました。18歳とは思えぬ気遣いが出来る子で、沢山助けられました。本当に良い子…。
虎太郎役の桐生タケルくんにはとことん癒されました。ピュアでナチュラルなお芝居には心を打たれたのはもちろん、舞台袖でも、もう可愛くて可愛くてたまりませんでした。
公平役の木村慎一さんは、男らしくて素敵でした。無言実行。黙ってかっこよく決める。見習いたい…！
平林役の谷澤翼くんは、今回の稽古期間中に日に日に顔が凛々しくなっているのがわかりました。すごいことです。
翔太役の水増奨太くんは憎めないドジキャラで、愛されキャラでした。人間性と言いますか、どんなに失敗しても、多分奨太くんを嫌いな人っていないと思います。
木下役の長瀬一衆さんにもアクションでアドバイス頂きました。とても真面目な人です。真面目すぎるくらい真面目で、だからこそ出来る噛み砕いた説明はすごくありがたかったです。
ナース溝口役の池田さんは、私には想像も出来ない経験を沢山積んでる方でした。もっともっとお話を聞いてみたいと思いました。今回やりませんでしたが、実はアクションかっこいいんです！
ナース田村役の高柏香さんはびっくりするような独特の感性で動いていて、とても芯が強い方でした。そしてお綺麗です。羨ましい。
そして最後に小林清志郎役で、作・演出の飛野悟志さん。役者としても人間としても沢山の事を学ばせて頂きました。飛野さんは今回本当に大変だったと思います。書いて作って出るってものすごいことだと思います。
堀田さんがステージでも鬼演出だと言ってましたが、作品に対する熱意や情がとても強いが故に、きついお言葉でダメだしをもらうこともありました...。笑
でも、怒る方が辛いこと、そして飛野さんが誰よりもこの舞台に対する愛情が強いことをみんな理解していたのでとにかく必死について行くのみでした。
怒らせてしまうことは情けないことですが、怒られることは幸せなことです。
私が二度同じ失敗をしてしまって、怒らせてしまった時、
「俺が一回目にもっときつく言っていれば二度間違えさせずに済んだかもしれない」
と漏らしているのを人伝いに聞いてしまいました。
それから、どんな時も怒鳴っている表面ではなく、その言葉の本質を常に集中して聞き取ろうと思いました。それでも沢山怒らせてしまいました。申し訳ありませんでしたが、とてもありがたかったです。
今回は、まっすぐ情熱的に舞台を作る飛野さんを、先輩方が支えて、若手が必死についていって、一丸となって作る事が出来ました。
本当に素敵な方ばかりで、次お会いする時は、私も皆を支えて、引っ張っていけるくらい成長していたいと思いました。
めちゃめちゃ長くなってしまいましたが、本当に参加出来て良かったです。
そして、これも全ては観に来て下さった方、応援して下さった方あってのものです。
またどこかでお会い出来たら嬉しいです。
本当にありがとうございました。
関口愛美
