おもしろい記事を読んだので、簡単な抜粋と和訳です。(元記事はこちら
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起業とは自分のアイディアで始めることばかりではなく、誰かが始めたアイディアをさらによくすることも含まれます。”多くの人は自分のことをアイディアいっぱいの創作者よりも、問題可決者だと思っています。もしいいアイディアがあるのなら、それで起業したらいいと思います。でも起業家によっては、すでにある会社をより良くするといった方法をとることもできます。”
自分に合った会社を探すこと自体が一番難しく、そして一番大切。起業的買収ということは中小企業を対象に行うわけなので、選択肢は限りなく無限にあります。しかし、自分に合った企業を探すということがとても難しいのです。どういった条件で探すかを吟味してその条件にあったものを事務的に、専門的に探すこと。いい企業を探すポイントはよくリサーチし、自分に正直であること。周りに”その企業は合っていない”とはっきりいってくれるサポーターがいることが望ましい。
ある企業をどうしたいのか、どう変えていくのか、目的はなんなのかなどはっきりしたビジョンがあれば、それは合っている企業といえるでしょう。
もしあなたと企業が良いマッチングだとしたら、ファンディングを見つけるのは難しいことではありません。あらやる投資家がいるし、特にこういった企業的買収に投資する投資家もいます。ビジネスプラン(たくさんの仮定が含まれている数字)を作るよりもまずアクションプランをたてることが大切。この会社をどうしたいのか?最初の100日間に何をするのか?最初の1年で何をするのか?具体的なアクションプランがあれば、投資化や銀行はお金を出してくれます。そしてこのプロセスの中で起業家もこのプロジェクトの成功率を確かめることができるのです。
自分で起業するにも、起業的買収をして始めるにしても、とても時間がかかります。若い起業家にとって、すでに管理チームがあり、歴史があり、顧客があり、キャッシュフローがある起業的買収のほうが、真っ新からはじめるよりは、楽かもしれません。初めて起業する若い起業家にとっては安定している良い会社を探すことをおすすめします。少し多くのお金を払って安定した会社をかったほうが、一つでも間違えたら倒産してしまうような会社よりはよいということです。会社をV字回復させるのはとっても魅力的に聞こえますが、その分リスクも大きいのです。
会社やマネジメントの文化、地理、言葉、ライフスタイルなどが自分にあっていることはとっても重要です。しかしながら、起業的買収でよく陥る間違いは、買収に急いでしまうということです。すぐに探して買収しなくてはと自分にプレッシャーをかける人が多く、結果ベストなものではなく、これぐらいでいいであろう企業を買収してしまうのです。通常18か月から24か月はかけてじっくり自分に合った企業を探すことをおすすめします。
真っ新から始める起業とは違った部分もありますが、始まってしまえば起業的買収も同じような問題を抱えます。良い起業家とは才能、頑張り、ビジョン、リーダーシップ、そして何よりも情熱が必要なのです。
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