我が家のお手伝いさんのオーロラ
フィリピンにいる3人の子供たちの家計をささえている。毎月香港で稼いだ給料はほとんどフィリピンに仕送りするのです。そんなオーロラ、ちょっとお小遣いを稼ごうといろいろと考えてみた。
毎週日曜日はほとんどのお手伝いさん達のお休みの日。教会で集まってみんなでワイワイガヤガヤするのが彼女たちの楽しみの一つ。そこでオーロラは考えた・・・・
冬場は寒く、みんな暖かい飲み物を必用としている。お湯を持って行って、売るのはどうか???ポットを買うのに200ドル近く。お湯一杯を50セントぐらいで売るという。一度に持っていけるお湯は10人分ぐらいが限度(大きなポーットが買えないから).元取るまでに時間かかるよ。オーロラそれでいいの??
お昼御飯の焼きそばを作っていってみんなに売る。一つ1ドルと高く売れるからという。でもね、仕入にいくらかかるの???お箸、容器の分も考えてね。1つ売っても設けが10セントぐらいなんじゃない??全部うってやっと1ドル(12円)のお小遣いだよ。
携帯のプリペイドカードを買って分割してみんなに売る。例えば60分60ドルだとして、オーロラは60ドルのプリペイドカードを買う。そしてみんなには1分1ドル以上で売って使わせてあげるという考え。もし5分うったのに、その人が6分使ってしまったら後からお金もらえるようになっているの??というとなっていないという。リスクが大きすぎる。
オーロラの考えてくる案は結果費用対効果がよくないねということになり、結果、何もしていないのだが・・・・・
起業家としては考えられる思考・行動パターンだった・・・・
自分の生み出すアイディアって自分以上にはでないんだってこと。もっと上の生活をみてその人たちの頭をもって考えなくてはいけないんだなって。
客層もある程度上のランクを対象にしないと費用対効果がよくないということ。
自分も今起業していて、上の人からみたら、そんなことやってても費用対効果がよくないよってなことをやっているのかもしれないと思うと・・・・考えさせられるなぁ~~~。。。。。。


