2020年も年末。 | 鮎のひとりごと。

鮎のひとりごと。

インド東部・Odisha州の古典舞踊「Odissi」を踊っています。

もう大晦日です。

今年は、本当にとんでもない一年でした。
コロナのせいで、踊る機会は減り、
一時期は練習場所も閉鎖され、
イベントは中止になったり、
参加したくても参加できなくなったり。
緊急事態宣言もあったし、
身内の不幸もあったので、
淡々と生活はしていたけれど、
メンタル的には塞ぎ込む事も
多かったと思います。


そんな中、コロナのおかげで?
(....と言うのも変だけど、) 

私はオンラインでインドの先生から
クラスを再開できるようになりました。

本当に想定外でした。
もう、何年も習えてなかったのに。
世の中、いつ何時何があるか
本当にわかんない(笑)



そして、きちんと踊れるかはさておき(笑)
オンラインという環境下で
一曲習い終わりました。
来月からは次の演目を習う予定です。


インドでは、あんなに大変な中、
オンライン公演が物凄く増えました。
今、オンラインクラスも増えています。
そして、先日はコナラクフェスティバルも
開催されました。
毎年、オリッサのスーリヤ寺院で開催され、
全国に生中継されます。
コロナ禍だけど、
感染はしたくないけど、
でも自分の仕事をする。

その気合いのせいでしょうか、
今年のコナラクフェスティバルは

いつもに増して素晴らしかったです。


言葉でうまく言えないけど、
インド人のパワフルさと、
どんな時も未来を見るタフさを、
側から見ていてしみじみ感じました。

彼らは、コロナ禍の今とコロナの先と

両方見据えてるのかもしれません。



今の日本は、ニュースを見ても
しんみりしちゃったり

悲しくなったり、
怖くなってきたりして、
コロナの先の未来を見る事が

難しいと感じる事が
多々あります。

まだまだピークアウトが

見えてないからかもしれないですが。




私も大概怖がりなのですが、

インドの先生には触発され、
こんな時でも、自分の出来る事は
続けないといけないなと思えるように

なりました。


本当に必要な事、大切な事は、
手のひらに乗るくらいの量しか
ないのかもしれないけど、
それを全力で守れば、
全ての事がなんとかなりそうな気がする。
そんな事を学んだ一年でした。


来年は、今年より踊れますように。
年々加齢で落ちていく体力と
年々勝負する年齢になってきました。
来年も負けずに続けたいです。


雪やらコロナやら
大変な年末年始ですが、
皆さんも良いお年をお迎えください。


来年もよろしくお願いいたします🙏