こんばんは、大島です。
今宵も物思いの少しをお話します。
かつて私は二組のカップルのエンツナギに取り組んだことがございます。
喧嘩があれば私のところに転がってきたりと、思い返せば慌ただしくも微笑ましい思い出であります。
ありがたいことに、現在もお子様にも恵まれ、愚痴はこぼせど連れ添っているようです。何よりです。
私はかねてより、話し合えることが大事とモットーにしておりましたので、感情的にはならず、論理的で、それでいて人情を持って接してまいりました。
そんな私は、望めど結婚などいましたこともありません。が、かつてお見合いとまてはいかない、ちょっとした紹介で出会った女性がいらっしゃるのですが、キューピットを成し遂げた彼らを思い出すと、そのお見合いの彼女に感謝が沸き起こります。
といいますのも、彼女はこれまでで唯一、結婚のために私を諌めたのです。
当時の環境は、残業は当たり前、土日出勤当たり前、もちろん手当もなく、年収300万超える程度です。
あの当時、信仰信教もスピリチュアルも、結婚を相談した方全て、そんな仕事の環境をやめろとは言わずとも、悪いなんていう方は居ませんでした。
彼女だけです。
私は、彼女に“寄り添う気概”を感じ、その時転職を決意できなかったことを今でも悔やんでいます。
もちろん、私との縁談を断る口実かもしれません。が、私にはありがたいものだったのです。
友達の縁つなぎ、仲間の業績向上と人に寄り添い働いてきたと思えば思うほど、感謝と彼女の幸せを願います。
私の人生のターニングポイントだったのかもしれません。
とことん寄り添い成し遂げるのは、まるで人生のカタパルトのようです。
例え生まれ変わってからでも、私も飛び出してみたいものです。