ちーん。 | お客様は神様・・・いや、王様です。

週明け早々、悲しい日記で失礼します。



本日午前に、知り合いの観光バス運転手・Mさんより電話がありました携帯電話



仲良くさせて頂いてた運転手さんが亡くなったとのこと。

お名前は伏せますが、『通称:しょーやん』って方です。

年齢はボクの父親よりも少し年上(享年65歳)です。



しょーやんとは、ボクがこの道(添乗員)に入ってからの付き合いです。

そん時は、地元・奈良県の大手バス会社の運転手さんでした。

ボクがお世話になり始めた時は、すでにベテラン運転手さんで

第一印象は『仏頂面のお地蔵さん』って顔つきでした。

でも、話すと気さくな方で、観光地や道をたくさん教えてくれた方です。


数年前に、大手バス会社を定年退職してからは他のバス会社へ

転職し、その後もお付き合いは続きました。



観光バスの運転手さんって、なんか怖いイメージがありますが、

殆どの方は話し好きで人なつっこい運転手さんなんですよ。



もちろん、観光バスにのったら運命共同体みたいな感じはあります。

運転手さん・ガイドさん・添乗員、仲が悪いとメリットはありませんしね。


どれだけ観光地・旅館が良くても、添乗員がヘタこいたらアカンし、

どれだけガイドさんの案内が良くて、添乗員の対応が良くても、

運転手さんが道を間違えたら、その旅行は減点モノやし台無しでしょ。



・・・



先々週に、連絡を頂いたM運転手さんと信州・乗鞍高原へ仕事で行きました。

その日の晩、M運転手さんと一緒に夕食を食べてた時の事。


M 『しんごくんよぉ、しょーやんが入院してるん知ってるやんなぁ?』


し 『うん、知ってますよ。こんどお見舞いに行こうと思ってますねん。』


M 『頼むわぁ、出来れば早よ行ったってなぁ~最近、元気あらへんねん。』


し 『そーなんやぁ・・・今はどんな状態ですのん?』


M 『4月の定期検診で、肋骨にガンが見つかって抗ガン剤を打ってんて。

   その時は、1ヶ月ほどの入院で治まったみたいやねん。

   せやけど、8月に体調が悪くなって、再検査したら肩や背中・肺に転移しててん。

   普通は、歳とったらガンの進行は遅まるねんけど、しょーやんは元気やから

   ガンの進行も早くて、本人に合った抗ガン剤が見つかるか転移が早いか瀬戸際やねん。』


し 『そっかぁ・・・殺しても死なないって思ったのに。』←不謹慎ですが、コレは本音なんです。


M 『いつもは強気な口調のしょーやんも、「もう、俺あかんわぁ・・・」って弱気やねんわ。』


し 『ほんだら、今週のピークが落ち着いたら、外回りがてら行ってきますわ。』



って会話をしてました。



その日の晩、ボクのケータイに、しょーやんから着信がありました。

なんか嫌な胸騒ぎがしたので、週明けには行こうって心に決めたんです。




そして週明けの10/21(火)、天理教の病院『憩いの家』にお見舞いへ行きました。


約半年ぶりに見る、しょーやんは確かに以前の覇気がありませんでした。

肺にもガンが転移してて、息を吐けても吸うのがしんどいらしく、鼻チューブをしてました。


し 『○○さん(しょーやんの名字)、ご無沙汰ですぅ~』


しょ『おぉ~っ、しんご君やんか。わざわざお見舞いに来てくれたんや。おおきにぃ。』


し 『いやいや、先週にボクのケータイに着信あったから、余計に気になりますやん。』


しょ『あ~アレな、自宅の番号な、「いえ」で登録してんねんわ。

   ほしたらな、間違ぉて、しんご君に掛けてもぉたんよ』

   ※ボクの名字をご存じのアメンバー様は、お分かりになると思います。


し 『そーでしたんやぁ。でもでも、元気な顔を見れて安心しましたわ。』


しょ『ホンマに良いタイミングやでぇ~、明日からは自宅療養で退院する予定やってん。』


し 『そっかぁ。はよ治して復活したら、運転手指名するから、またバスに乗せて下さいやぁ~』




・・・でも、ホントは完治してもバス運転手に復帰できないって

お互いに分かりながらの会話でした。やりきれない思いが。




でもでも・・・まさか、あのお見舞いから一週間で亡くなるなんて。




会いたい人、会っておきたい人はモチロンのこと、

行ってみたい場所、お店も行ける時に行くべきやな~って改めて思いました。





なんともコメしがたい、個人的な内容の日記になってしまいました。

最後まで読んでくださった方、有難うございます。感謝します。



ボケも一切なく、夢オチでもありません。あしからず・・・