男の子は、比較的母離れが早いと言われています。
早い子だと、小学校高学年ぐらいから思春期が始まり、だんだん母親に寄り付かなくなります。
その頃になれば、「クソババア!」とか、「あっち行け!」とか平気で言われるのかもしれません。
男の子を生んだ以上、私もそれは覚悟してます。
でも、我が家では、すでに母離れが進んでるように思えてならないのです。
先日、我が子が目覚めたので、「おはよう!」と声をかけました。
すると、我が子は一目散に隣の部屋にいる主人のところへ向かったのです。
目の前にいる母には目もくれず、「僕はお父さんに会いに行くんだ!!」と言わんばかりに、すごいスピードでハイハイして、私の前からいなくなりました。
その時のショックといったら・・・。
私は現在、第二子妊娠中で、極力外出はしないように心がけています。
なので、買出しなどはすべて主人が代わりにしてくれています。
主人が出かける準備をすると、息子は大好きなお父さんがいなくなるのが分かるようで、ソワソワし出します。
主人が出かけると、案の定大泣きが始まります。
「僕を置いてどこ行くの!?」と言ってるようです。
これは、トイレに行く時でも、手を洗いに行く時でも同様で、主人の姿が見えなくなると不安になるようです。
ところが!
私が妊婦検診などで外出する時は、ソワソワなんて一切せず、我が子の目の前で「行って来ます!」と言っても、何の反応もありません。
母親がいなくなるっていうのに、息子にとっては何の心配もないようです。
ここまで主人と差をつけられると、切ないです。
母親の立場なしです。
男同士、相通ずるものでもあるのでしょうか?
二人の間にいれてもらえない時ほど、悲しい時はありません。
第二子の性別は、まだ分かりません。
これでまた男の子だった場合、我が家は完全に3:1の構図が出来上がりそうで恐ろしいです。
女系家族でぬくぬく育ってきた私にとっては、男衆は未知なる世界です。
そうなったら、最後のかけに出るしかありません。
3人目に待望の女の子を生むのです!!
私は、帝王切開だったということもあり、最大でも3人までしか生むことができないと先生に言われました。
まあでも、こればっかりはまだ先の話になりそうです。
最近は、こう考えるようにしています。
息子は妊娠中である私を気遣って、お父さん子になろうとしているのだ!と。
私の強がりも若干入ってますが、そう考えないと寂しくてたまらないのです。
母が抱っこするより、父の抱っこの方が安心するのか、すぐに落ち着きます。
食事も、母からもらうより、父からもらうと、よく食べます。
私には何がどう違うのか分かりませんが、お父さん子ならお父さん子でもいいや!と思うようにしています。
また第二子が生まれれば、私はそっちの面倒で忙しくなるので、お父さん子でいてくれた方がむしろ良いのかもしれません。
だからと言って、決して息子に対する愛情が少なくなるわけではありません。
お父さんが好きなら、無理にこっちに来させても却って嫌われるだけです。
いつの日か「お母さん!」と言って、息子が駆け寄って来てくれるのを気長に待とうと思います。