その目指す収納大丈夫ですか? | お片付けアドバイザー(元小学校教員)ママのブログ

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元小学校教員。三児の母。
整理収納アドバイザーとして活動しています。

自分の片付けのこと・家事のこと・子育てのことをつづるブログ。

夫、息子(7歳)、娘(4歳)

築19年の中古住宅をリフォームして住んでいます。

ブログへのご訪問ありがとうございます。

元小学校教員の整理収納アドバイザー みきちと申します(*^^*)

札幌在住。築19年の中古住宅に心地よく住んでいます。


 

今年も、残すことろ2週間を切った。

 

家の大掃除をしたり

後回しにしていた収納の見直しをしたくなってきた人も多いのではないかと思う。

 

そんなときに

「片付けの方法を学んだことがない」

「あまり片付けは得意じゃない」

という人に注意して欲しいことがある。

 

 

それは、

 

片付けをやる気になると、ついつい

完璧な美しい収納を目指したくなるけど、

それ大丈夫ですか?

 

ということだ。

 

 


 

例えば、薬箱がぐちゃぐちゃで、薬箱をすっきりさせたい!!と思ったとする。

 

どうするのが良いのか?と思い、

「薬箱 収納」とインスタで検索。

 

そうすると、それはそれは美しい収納が現れる。

 

100均や無印良品やニトリのケースを天才的に駆使し、

部屋を細かく区切り、

ここは爪切りの部屋。絆創膏の部屋。鎮痛剤の部屋。目薬の部屋・・・

と決められた仕組みが紹介されている。

 

その美しさに心を奪われる。

しかも、100均のケースを使っててお金がかからなそうだし、これなら私でもできそうだ!!と思う。

 

 

そして実行。ケースを買い込み、

自分の家で、検索したインスタ情報を元に思考錯誤。

 

結果、美しい収納を手に入れて満足。

なんて美しいんだ〜!

ずっとみていたい収納、誰が遊びに来ても見せることのできる収納を手に入れた✨

気持ちいい〜✨

 

ということをやってしまうのだ。

というか私自身が何年間もやっていた。

 

 

しかしインスタなどで検索上位にくる映え収納には

「持続可能か」

が欠落していることも多い。(もちろん持続可能そうなモノもある。)

投稿している人にとっては可能なのだと思うが。

 

 

例えば、上の例であげた部屋を細かく区切り

ここは爪切りの部屋。絆創膏の部屋。鎮痛剤の部屋。目薬の部屋。

と区切ったその仕組みは、

見た目も美しく、どこに何があるか一目瞭然でとても取りやすい。

 

しかし、戻すときに非常に気を遣う。

 

リビングの机の上に出しっぱなしの爪切りを

薬箱に戻すことにも億劫さを感じているのに、

さらに薬箱の中の決まった部屋に戻さなければならないのだ。

 

これは自分にとって持続可能だろうか。

爪切りの部屋ではなく、手前の目薬の部屋に放り込んでしまわないだろうか。

 

そうやって、

きちんと部屋がきまっていたはずなのに、

自分の部屋に帰れない子や、

他人の部屋に居座る子が徐々に増える。

そんなところに、今までいなかった

ガーゼちゃんが新しく引っ越して来ちゃったから、さらに大変。

住む部屋ないよ?しょうがないから薬箱の上に住んもらうしかない。(箱の上に直置き)

いよいよ出したものを戻すのがめんどくさすぎる。

 

最初にあった秩序は跡形もなく消え、仕組みは崩壊。

美しかった薬箱はスラム街と化する。

 

 

あの美しかった薬箱はいずこへ。チーン。

 


と私はなっていた。

 

 

 

つまり何がいいたいのかというと

せっかく時間を割いて片付けの仕組みを作るのならば

今後「持続可能な仕組みかどうか」も考えたほうがいいということだ。

 

はじめは超美しいがその後スラム街化する空間より、

超美しいというわけではないが、まぁまぁ美しい状態がずっと持続する空間のほうがいいのではないか。

 

上の赤字はあくまでも個人的な意見である。

どっちを取るかはあなた次第だし、選択肢は上の二択だけでもない。

 

 

 

 

 

 


 

と、今回

「私は、美しさよりも持続性が大事だと思っていますよ。」といわんばかりの

こんなブログを書いのだが、

 

美収納にときめいちゃうのは本当に仕方ないことだと思ってる。

誰だって美収納にときめく。

 

多くの人がキムタクにときめくのと一緒だ。

キムタクと結婚できますよ!って言われたら断れるだろうか。(いや断れない)

 

 

 

 

 

 

 

・・・・なんかもっと色々言いたくなってきた。

しかし長くなりすぎるので今日はこのへんで終わろうと思う。

 

 

ということで次回は

「美収納とキムタク」でお送りします。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。