子供のとき、自宅のソイの入口にソイバイクの待機場所があって、なかなか不良っぽいというか、ちょっと悪ぶってるのがカッコいいみたいな感じのグループで苦手でした。
「オクサーンオクサーン、ぎゃはははは!」とか、私がショートカットにしたら「男かよ」とか、不愉快な顔すると「おぉこわっ!あははは」とか。
すぐ近くの食堂のおねえさんもショート派だったので切るたびにからかわれ、おねえさんの食堂のおかまの常連客もよくいじられてました。
どうやら妹がボーっと歩道を歩いてるところに歩道ぎりぎりの車道を走ってたバイクが当たった?
なんかよく覚えてないんですが、大事にいたりませんでした。
だから妹も家に着いてから私にも両親にも言わず、マンガを読みながらゴロゴロしてた。
そのとき、ピンポーンと呼鈴。
ドアを開けたらどっかで見たことあるような知らないタイ人のおにいさん。
「サワディーカップ、#%$€%$£!?」と言いながら子供部屋までガーっと入ってったからびっくり!
私は台所で夕飯の支度をしてるお手伝いさんの名前を叫びました。
玄関にはアパートの用務員さんが「あ、入ってちゃった…」みたいな顔。おじさんいたんかい!
おにいさんは妹に駆け寄って「大丈夫?足、大丈夫?ごめんね、本当にごめんね。びっくりさせたよね」とパニック気味に聞いてました。
とりあえず用務員さんがお手伝いさんに事情を説明し、お手伝いさんから私に簡単なタイ語で説明、私が妹に何があったか聞いて、なんとなく状況を把握。
私はおにいさんに「あはは、マイペンライ!サバイディーだよ!病院には行かないよ」と伝え、用務員さんとお手伝いさんに「いま親は留守にしてるからお帰り下さい」と言われ帰っていきました。
これて終わったかと思いきや、数日後またピンポーンとおにいさん…「オクサンイマスカ?」
母もまた来たことにびっくりしながらも笑顔で「大丈夫よ、問題ないわ」と言い、おにいさんは少しほっとした顔で帰って行きました。
たしかお見舞いにくだもの持って来てくれました。
くだものカゴとかじゃなくてファラン2つとスナック菓子。スナック菓子は妹のために選んでくれたのかな。
以降、ソイバイクの待機場所を通るとそのおにいさんはバイクや椅子から立って母にサワディーカップと挨拶をするようになり、まわりのおにいさんたちも口笛吹いたり、からかってくることはなくなりました。
同じグループの人から謝りに行ってこい、とか言われたのかな。
病院代払えと言われたり、警察ざたになったらきっとおにいさんには死活問題だとは思うけど、それは避けたいからちゃんと謝りに来るって当たり前のことだけどすごいな。
すっとぼけて謝りに来ない選択もあったはず。
6年間にご近所さん的ないい関係が築けてたってこと?…母はオーダーしたものの辛くて食べられなかった料理を持ち帰りにして彼らにあげたことが何度かあったそうな。。。これが効いた?