おはようございます。
今朝もやはり5:46より早く目覚めました。


1995年1月17日  5:46に起こった、阪神淡路大震災。
すでに社会人だったおでこは、テレビを見ながら、
出勤準備に追われていました。


おでこblogをお読みのかたには、毎年同じ話で恐縮ですが、
最寄り駅に向かうバス(当時はまだバイクには乗っていませんでした)
の中から、反対車線を走るバスの乗客の方々が、
手でバツ印をして、合図してくれたはることの意味が解りませんでした。


駅に着くと、JRは止まっており、公衆電話には、長蛇の列でした。
当時、携帯電話はまだ出始めで、皆が持っている時代ではありませんでした。


惨状や被害状況は、皆さんがご承知の通りです。


当時、営業アシスタントととして、神戸地区を担当していたおでこは、
お客様の安否とともに、商品のデリバリーに必死の日々を過ごしました。
限られたデリバリーキャパの中、仲良しのお客様に、
カイロや下着を送ったりするのが、精一杯でした。


医療系の仕事をしていた父は、神戸地区のバックアップに心血を注ぎ、
何時間かかっても、医薬品を病院に届けるために指揮をとり、
自ら原付(車では行けない場所多数)で届けに行っていました。


あれから22年。
時代は大きく変わり、連絡も比較的取りやすくはなりました。
ただし、これはあくまでも、なに不自由がない日常のこと。


あの震災で起こったことを、経験したことを心に刻み、
有事に落ち着いて対応できるように、あらためて備えを見直さなくては。


被害に遭われた、多くの方々のご冥福をお祈りいたします。
そして、その教えを無駄にしないことこそが、
生かしてもらった者のすべきことだと、思い返す大切な1日です。