先日の観劇。お弁当から書きましたが、肝心の演目について。
春らしい華やかな番付!





演目は、新書太閤記。
今回久々に、やや固い目の演目を拝見しました。
はい、太閤といえば、豊臣秀吉です!


吉川英治さんが書かれた小説を歌舞伎にされたものです。
長編小説を歌舞伎にすると、話がすごく飛ぶので
イヤホンガイドさまさま(笑)


木下藤吉郎時代に行った、清洲城城壁の3日普請から、
羽柴筑前守秀吉になり、本能寺の変→清洲会議までが主なストーリー。


菊五郎さん、やはり素晴らしい役者さまですね。
おどけてみせるシーンは、観客に自然な笑いを引き出されますし、
シリアスにみせるシーンでは、睨みひとつで観客をグッと惹きつける。
毎回思いますが、本当に物凄い役者さまです。


さて、吉右衛門さまですが、明智光秀役でのお出ましは、
最後の五幕(いつまく)のみでした。
夜の部「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)」に
主役の次郎左衛門でご出演なので、出番が少ないのは解っていました。
(夜の部も拝見したかった~(涙))
でもでも、吉右衛門さまを拝見できただけで、十分でした。
あの存在感、心底しびれました!!
なにより、菊五郎さんと吉右衛門さまのご共演。
なんという贅沢~☆


やはり歌舞伎は面白いです!
歴史にも興味が持てますし、この年齢になったからこそ
楽しめる古典芸能だと、あらためて思いました。


帰りがけ、こちらのパネルを拝見してドキッとしました。
お亡くなりになった、役者さまのパネルで、拝見した三津五郎さん。
先代 九世 三津五郎さん(パネル右上)にそっくりすぎます。





勘三郎さんや団十郎さんの舞台も、もっともっと拝見したかったです(涙)
勘三郎さんは、シネマ歌舞伎で拝見し続けたいと思います!


余談ですが、この日「めでたい焼き」の販売がなく、がっかりしました。
こんなこともあるのですね(泣)


来月の観劇は、あの人気すぎる演目です(ウフフ)
楽しみです♪