動物を虐待する子供の気持ち。


「抵抗している白鳥を殺すのが楽しかった」

といった少年。



正直、このコメントを見た時、

「じゃあおめーが死ねよ。」

「てめえが人から痛みや苦しみを経験したこと無いからそんなことしてんだよ、戦場行って殺されろ。」


って言いたいところをぐっとこらえて(もう言ってる)、








その子供の背景には腐ってしまった内面の心理がどんな原因によるものなのか









ということを、


私達は考えなければならない。












異常殺人を犯す前に、動物を殺すというのは良く聞かれる。















彼らはどれだけ大切だと思える人がいるのか。


そして、その大切な人に、どれだけ無条件の愛をもらっているのだろうか。









きっと彼らは、無条件に愛する方法を知らない大人たちの周りで育ち、


大切だと思える人ももしかしたらいないのかもしれない。










大切な人がいれば、


“守りたい”とか


“一緒に居たい”とか


“何かをしてあげたい”と思い、


心の中が優しい気持ちでいっぱいになる。





その人のことばかり考え、時に悩んで、


動物を虐待してる暇なんてないし、


まず微塵も考えない。











むしろ誰かを愛したら、


世界が全て楽しくハッピーな気持ちになる。


鳥も草も木も太陽も、


一緒に幸せだねって賛同してくれるような気がする。












父親じゃなくても、


母親じゃなくても、


親族じゃなくても、


誰かひとりでも大切な人がいれば、









それだけで“幸せに生かされている”のに。