こんにちは
おでかけかんごです![]()
台風の影響は大丈夫でしょうか?
神奈川は厚い曇が広がっており、時々ザーッと雨が降ったりしていますが、雲間から青空も見えたり…![]()
台風6号だけでなく、7号までも接近していますので、広範囲に影響が出そうで怖く感じてしまいますが、皆様、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。
さて、そんな空の下、私はというと、教員2年目にクラス担当をしていた時の学生から事例検討レポートの指導を頼まれ、アレコレ指導をしてきました。
教え子とはいえ、彼女が学生だったのは今から20年ほど前のこと。
今では役職こそついていないようでしたが、後輩指導にもあたるベテランナース。
そんなベテランになっても先生を頼ってくるのですよ。
可愛いことです![]()
彼女は事例検討と言っていましたが、書式などを見るか限りでは、学生時代ならケーススタディと言ったところでしょうか。
一人の患者様の看護を通し、何が起こっていたか、その看護はどこが良くてどこに問題があったのか振り返り、これらの経験を今後の看護にどう生かしていけば良いか
これらのことは看護師となってからも引き続き考え•学び続けて行く必要が我々看護師には大切です。
教え子から事例の相談を受けた時、教え子は意気揚々と看護が上手くいった…と話してくれました。
でも、私はその話を聴きながら、このケースは結果的には確かに上手くいったのかも知れないけど、何だか変だな…という違和感を感じました。
我々が感じる問題行動をしてしまうのは患者様が認知症だからだ…と教え子は何度も言っていました。
認知症だからなのかな?
ならば、なぜ途中から問題と思われる行動はなくなったのだろう?
それどころか、ものすごく理解力が向上し自立へと向かったのか?
これらを教え子と丁寧に紐解いていく内に、教え子は自分たちの中に『思い込み』や『決めつけ』があったことに気づいてくれました。
私たち看護師はたくさんある情報を分析しながら看護を展開していきます。
情報の中には曖昧なものや確認できていないものも存在しています。
だからこそ、確認をすることが大事になるのだと思います。
私はよく『何で?』『ホントかな?』『どうしてそう思ったの』と学生たちに投げかけてきました。
そこで曖昧な返事やわからないというような返事があると、わかるまで調べてもらったり、考えてもらったりしていました
(ちなみに、今日会っていた教え子は私が「なぜ?」と言うたびに、「ああ…先生のなぜなぜだ」とおどけた顔をしていましたが(笑))
不確かな情報は不確かで過ぎず、それが全てではない。
患者様がおこなう行動、発する言葉全てに理由があると私は考えます。
何でこんなことをしちゃうんだろう?
何でこんなことを言うんだろう?
これらは全て患者様と真摯に向き合い、関わることで得られる情報です。
ナイチンゲールは看護をする上で必要なものとして『三重の関心』について述べています。
♡病人に対する心のこもった関心
♡疾病に対する理性的な関心
♡病人の世話と治療に関する技術的(実践的)な関心
これらがなければ看護師としての成長はないと…。
何でこんな状態になっているの?
何でこんな状態になったの?
患者さんはどうしてこんなことをしてしまうのだろう?
患者さんはどうしてこんなことを言っているの?
患者さんはどう思っているのかな?
患者さんは辛くないかな?
患者さんはどうしたら安楽になれるかな?
などなどなど…
看護をする上でこのような思いがなければ、どうすれば良いか考えることはできないのではないかと私は思っています。
思いがあるからこそ、いろいろ調べたり行動へつながっていくと思うので…。
どんなに知識があっても、実践につなげられなければダメです。
どんなに実践力があったとしても、患者様の思いを無視したものでは意味がありません。
患者様に気持ちを寄せることができたとしても、より良い看護を考え実践していくことができなければ意味がありません。
どんなに拙くても、患者様やご家族の思いに寄り添い、今の自分たちにできる看護を実践していける実践家がたくさん育ってくれたら良いなぁ…
今、私はそんな気持ちでいっぱいです。
でも、少なくとも、今、私の目の前にいるこの子はきっとそんな看護を実践をしてくれることでしょう。
そして、そんな実践家を育ててくれるだろう…そう信じて止みません。
看護教員を卒業してだいぶ時間が経ちましたが、今もなおこうして教え子が私を頼ってくれることは嬉しい限り。
私も教え子たちに負けないように、素敵な看護実践家になれるよう頑張らねば![]()
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