こんにちは
おでかけかんごです
皆さんはワークライフバランスとれていますか?
ワークライフバランス
『仕事と生活の調和』と訳され、『国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすと共に、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる』ことを指す(ウィキペディアより引用)
何だか難しい…

仕事でやりがいや充実感が持てると、プライベートタイムも楽しくなる





生活が楽しく充実していると、仕事のやる気もアップする



つまり、生活のために仕事をするとか、仕事のための生活をするとかではなく、仕事と生活は相反するものではなく、お互いがお互いに作用して相乗効果をもたらすものなのかな…と、私は勝手に解釈してみました
そんなワークライフバランス
仕事が趣味のような私には
仕事にほぼ99%の力を注ぎ込んでしまう私には

上手く取れているようないないような…
微妙…
なぜなら
仕事の時にはやる気満々

多重課題も何のその

上手く遂行していくために、頭の中でどう動くか緻密な計画を立て

イレギュラーな事態が発生しても笑顔で対応

時にはブーブー文句を言っちゃったりもしますが

それでも、いつだって仕事は楽しい

でも、仕事が終わると腑抜け状態になってしまう私
誰かのためなら頑張れるのに、自分自身のこととなると二の次三の次…
手を抜いても誰も困らないよね…

そんな思いになってしまうので、家の中での私はテイタラクそのもの…


やる気スイッチはいずこに

そんな感じで、プライベートはかなりおざなりになりがち…です

それでも、この完全OFFモードがなければ、仕事を楽しめなくなってしまう気もするので、それなりに私のワークライフバランスは取れている…のかな
さて、昨日はとある病院で夜勤でした
先日のブログで書かせて頂いた、A様が入院していらっしゃる病院
A様はこの時の満月からパワーをもらったかのように、その後、とても穏やかな日々を過ごされ、昨日の朝、天に旅立たれました。
私は仕事の始まりと終わりには、必ず患者様のもとへ行きご挨拶をするようにしています。
仕事前には自分が担当になることを伝えながら、ご様子を確認。
仕事終わりにはやり残しがないか確認すると共に仕事終了のご挨拶。
ご挨拶を通し、何気ない気付きを大事にしたり、仕事のやり残しを防いだり、ちょっとした世間話んをしたり…。
そして何よりも、患者様とより良い関係になれたら…と思っています。
A様と満月を一緒に見た日の仕事終わり。
いつものように、ご挨拶に伺うとA様は私の頬に触れながら『今度はいつ来る?』『また来てね。約束よ』…と言っていました。
その時は『この約束は守れないかも…
』
そんな思いを心のどこかに抱きながらも、一縷の望みを叶えられることを祈りつつ、A様と再会の約束をしました。
約束の日
A様の具合はどうだろうか…
先日よりも苦痛が増えていなければ良いけど…
そんな気持ちでA様の部屋へ向かい、A様がいらっしゃる病室をドアの窓から覗くと、A様がご家族に囲まれた中でベッドの背もたれを起こし座っていました。
ああ…良かった…。
そう思っていると、ふとA様と目が合い、そして、全身で喜びを表す子どもかのように、思いっきり両手を振ってくれました。
そして、A様のもとへ行くと、A様は大きな声で泣きながら
『待ってたのよ』
『頑張ったの』
と言ってくださいました。
A様のそんな姿を見て、ご家族は『娘たちが来ても泣かないのに』と、大笑いしながらA様に語りかけていました。
私はといえば、そんなA様とご家族様の姿に涙が込み上げてくるのを必死に我慢しながら、A様の手を握りながら、約束を守ってくださったことを感謝することしかできず…
そして、この日の勤務中、今まで苦痛を訴えることをしなかったA様が私の手を握りしめ、泣きそうな表情をしながら、初めて苦痛を訴えました。
A様に痛みを取る薬を使うことを提案すると、A様は私の手を強く握りながら、涙を流して頷きました。
A様の苦痛は本当はもっとずっとずっと前からあったと思います。
以前、A様は外泊をされたことがありました。
外泊をされる前日、A様が何度か嘔吐を繰り返されたため、私は吐き気を止める薬を使うことをA様に提案すると、A様はおどけたように笑いながら『先生には内緒ね。家に帰してもらえなくなっちゃうから』とおっしゃられ、薬の投与を断ったことがありました。
もしかしたら、A様はもう一度、家に帰る希望を持っていたのかも…。
そして、その希望を叶えるために、誰にも苦痛を告げずにいたのかも…。
A様の涙は苦痛に対するものではなく、もう家には帰ることができない…という悲しみの涙なのかも…。
そんなことを思いながら、鎮痛剤の投与を開始しました。
そして、A様は常にウトウトとした状態となりました。
昨日、ご自宅へお帰りになるA様をお見送りした際、ご家族様が『ありがとうございました。本当に心強かったです。母も一番大好きな看護師さんに看取ってもらえて喜んでいたと思います』とおっしゃってくださいました。
A様と関わらせて頂いた時間は1ヶ月にも満たず、それも、その間にA様とお会いできたのは数回しかありませんでした。
A様がなぜ私のことをあんなにも気に入ってくださったのか…それはわかりません。
でも、A様と関わらせて頂いたことで、改めて、おでかけかんごをもっと頑張りたいと思わせてもらいました。
病気や障がいを理由にあきらめていませんか?
貴方の『やりたいこと』『したいこと』『やってあげたいこと』『してあげたいこと』
一人では不安だけど、誰かの力があれば叶えられるかも…。
そんな思いに寄り添いたくて、私はおでかけかんごを立ち上げる決意をしました。
介護・看護支援
フットケア
セミナーやワークショップ
この3本を柱として、いろんな夢に寄り添いたいと思っています。
看護師の知識と技術が貴方の安心につながり、誰かの夢を叶えることができるのならば、私はいくらでも助力を惜しみません。
今までに出会ってきた、多くの患者様、ご家族様から頂いてきた大切な教えと約束を心にして、おでかけかんごを頑張りたいと思います。
今月、おでかけかんごの拠点を藤沢から横浜に移し、新たな取り組みも始めようと思っています
そのためにも、プライベートタイムでのやる気スイッチを何とか探し出し、引っ越し作業を頑張らねば
頑張るぞ、私

おでかけかんごは皆様の笑顔の応援団です



