青空の元、キラキラと樹氷が輝く美しい写真だった。

そこには満面笑みの山ガールがいた。

とある山へ遠征登山に行ってきた山友から届いた写真だ。

こんな言葉が添えてあった。

 

「思い切って行ってよかった」

「新しい世界が開けたように思う」

 

ロングトレルの上、歩いたことのないコースで、躊躇していた鈴鹿の山がある。

彼女の言葉に後押しされて、博士も思い切って行ってきた。

天候にも恵まれて最高の登山になった。

彼女が言っていたように、博士も行ってよかった。

 

6日

川沿いの舗装された林道のような道を行く。

見上げると稜線付近には陽が当たり、今日の晴天が期待できそうだ。

やがて舗装道が終わり山道らしくなると、川幅も狭くなり、聞こえるのは落ち葉を踏む音とせせらぎの音だけだ。

今日のロングトレイルを思って、速足で歩くが気持ちのいい沢道だ。

説明板の立てられた見所をいくつか通り過ぎる。

丸木橋を渡り上流では渡渉するところも何か所かあった。

やがて傾斜がややきつくなり、ジグザグ道になるとほどなく杉峠に到着。

標高千メートルを越えているが意外と早く着けた。

 

イブネ方面の稜線は赤い蕾を付けた馬酔木と苔の緑が美しかった。

思ってもいなかった真っ白な北アルプス、中央アルプス、白山、御岳も見られた。

稜線はだだっ広くてなだらかでちょっと道迷いをした。

40分ほど時間ロスをしたがそれまで速く歩けた分、杉峠に戻った時でも予定より1時間は早かった。

杉峠で昼食後、稜線反対方向の雨乞岳へ向かう。

急な登りだったが30分ほどで到着。

時刻次第で登ろうと思っていた東雨乞岳と南雨乞岳も往復できた。

南雨乞岳からは琵琶湖と伊勢湾の両方が見えた。

 

 

登山口甲津畑6時40分到着。

登山口が分からず6時50分登山開始。

 

稜線に朝の光が差し込む

 

桜○○○ 花に隠れて読めない( ノД`)シクシク…

 

古屋敷跡 ツルベ谷出会

 

せせらぎが気持ちいい

 

蓮如上人が一夜を過ごした小屋

 

シテの並木道 どんな木?

 

渡渉を繰り返す

 

一反ぼうそう

 

 

杉峠到着 8:43 

稜線左側のイブネ方面を目指す 8:49

 

杉峠からの眺望

 

木々は葉を落として初冬の気配

 

馬酔木と苔の美しい稜線を行く

赤い実は何だろう

 

杉峠の頭に到着 8:55

イブネに向かうが道を間違えて9分のロス

イブネ到着後ちょっと休憩でセルフ撮り 9:25 

さらに先のクラシへ・・・9:37

 

イブネ山頂にて

 

美しい苔の道が続く

 

蕾を付けた馬酔木がいっぱい

 

赤い馬酔木の蕾

 

真っ白な白山

 

左から北アルプスで中央は乗鞍か? 右に御岳

 

クラシ 10:02

 

クラシから来た道を少し戻り銚子ヘ行くつもりがまた道が分からない。

道のない所をうろうろしている間に、クラシ近くまでもう一度登ってしまった(方向音痴・笑)

銚子に向かって道のな所を歩いたら正規の道に出た。

25分のロス。

 

銚子 10:43  10:46

 

 

来た道をイブネ11:10、杉峠の頭11:29と通過して杉峠に戻る 11:33

昼食後イブネとは反対方向の雨乞岳へ。。。12:03

急登だけど距離は短かった。

雨乞岳 12:28

ここまで出会った人はひとりだけ。

雨乞岳は三重県側からの武平峠から登ってくる人が多くて、10人ほどの人に出会った。

山頂で5人グループとおしゃべり。

すぐそこに見えている東雨乞岳を往復する 12:40

 

東雨乞岳 向こうに歩いてきた稜線と雨乞岳 12:50

 

雨乞岳に戻る 13:00

ここまで道迷いのタイムロスはあったが予定より30分は早い。

もうひとつの南雨乞岳も往復する 13:14

 

南雨乞岳で最後の眺望を楽しむ 13:24  13:34

 

琵琶湖

 

伊勢湾と鎌ヶ岳

 

来た道を雨乞岳、杉峠へと引き返す 14:00  14:06

余裕があれば行こうと思っていた東&南雨乞岳にも登れて、おしゃべりタイムもありでほぼ予定時刻になった。

 

下山途中で登りの時は寄らなかった杉谷善住坊のかくれ岩に寄り道

河原でおやつタイムも・・・

 

 

甲津畑登山口 15:58

 

標高差登り 1.594㍍

歩いた距離  23㌔

正味活動時間 8時間19分

休憩時間   1時間4分