草津を午前9時に出発して下道を走り、福井のタケちゃんを迎えに行く。正午過ぎについて昼食後、さらに下道を走り北上し金沢・糸魚川を抜けて、登山口の雨飾温泉に向かう。日本海沿いを走るところもあり海の景色が美しい。信号も少なく快適なドライブが続く。途中の道の駅で少し小さめだけど200円で玉葱詰め放題をゲット。古本祭りもやっていて覗いてみると、花の百名山の著者、田中澄江さんの本が目についた。定価1430円で200円ぐらいと思ったら500円だったけど思わず買ってしまった。

 親不知の展望台駐車場に到着。日本海の水平線に沈む夕日を見たかったが雲が多くて残念。コンビニに寄り道して買い出し後、雨飾り温泉に着いたのは午後8時?車には冷蔵庫を積んできた。冷えたビールとワインで乾杯して今宵は車中泊だ。

 

 

親不知

 

車内で宴会

 

                  大菩薩嶺の帰りに買ってきた甲州ワイン

 

 

 明朝午前5時半、雨飾地蔵にお参りして出発。山頂までの所要時間は4時間で休憩を入れて5時間の計画だ。いきなり樹林の中の急登が始まる。山アジサイ?がたくさん咲いて青い花が美しい。緩やかな登りもあるが山頂までほとんどが急な登りだった。

 所々にはしごが現れる。高度を上げると山々の見晴らしがよくなり、足元にはエンレイソウ・オオバミゾホウズキ・マイズルソウ・ゴゼンタチバナ・オトギリソウなどが咲いている。蕾をいっぱい付けたアカモノが可愛いい。サンカヨウは花が終わり青い実に変わっていた。

 冷気が噴き出す小さな穴があった。体を近づけると汗をかいた体が気持ちいい。離れたくない気分だが先に進もう。

 池のある湿地に出た。水芭蕉の葉っぱが腰の高さまで大きくなって広がっている。葉っぱの中心をのぞいてみると緑の粒々を付けた実のようなものが残っていた。周りは小さい花火のような白いカラマツソウが目立つ。木々にはクリーム色のモリアオガエルの卵塊が産み付けられていた。

 相変わらずの急登を花の写真を写しながら登る。山頂に続く稜線に出た。ここは長野県側小谷から登る合流点で、小谷から登ってくる人の方が圧倒的に多い。ここまで順調に歩いて4時間あまり。目の前に見える山頂までは30分ほどだ。山頂に向かう急斜面には人の行列が見えている。両側はお花畑が広がり今まで見かけなかった花がたくさん咲いている。ギボウシ、ハクサンフウロ、ヨツバシオガマ・ハクサンボウフウ、アザミ、グンナイフウロなど書いたら切りがないほど種類も多い。カメラを向けている間に次々と抜かされ、30分の所を1時間かかっての山頂到着となった。ハクサンチドリが終わりかけで残念だった。登ってきた登山道が女神の顔のように見える。イブキジャコウソウに囲まれて早めの昼事。

 

 下山では登りで気が付かなかった紫のクガイソウが咲いていた。下りでも写した花をこっちの方がきれいとまた写す。午後2時半下山。雨飾温泉で汗を流してから、帰りも節約登山で高速を使わず帰途となった。

 

 

女神の顔に見えるかな?

 

イブキジャコウソウ

 

アジサイ

 

アカモノ

 

○○ショウマ?

 

サラシナショウマ

 

グンナイフウロ

 

クガイソウ

 

キヌガサソウ

 

オトギリソウ

 

ヤマハハコ

 

ミヤマダイコンソウ

 

ハクサンボウフウ

 

ハクサンフウロ

 

ハクサンチドリ

 

ノリウツギ

 

???

 

ニッコウキスゲ

 

ツリガネニンジン

 

タニキキョウ

 

タカネナデシコ

 

シモツケソウ

 

サラシナショウマ

 

ウツボグサ

 

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